よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


保険局国民健康保険課説明資料 (50 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24135.html
出典情報 全国高齢者医療主管課(部)長及び国民健康保険主管課(部)長並びに後期高齢者医療広域連合事務局長会議(2022年3月2日開催 3/2)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

事例紹介(国保運営方針の取組評価②)
静岡県

国保運営方針で各取組の数値目標等を設定。取組状況の評価・公表によりPDCAを実施

○ 国保運営方針の各項目において、現状や取組内容だけでなく、数値目標を設定。
○ 取組状況の評価として、取組の実施状況、目標の達成状況やその評価、全国比較、課題や改善策等をまとめ、HPで公表。
◎ 静岡県国国民健康保険運営方針
2 赤字解消・削減の取組

平成30年度取組状況評価(抜粋)

◇ 実施(Do)

2 全国比較

1 県及び市町の取組
国通知「国民健康保険保険者の赤字削減・解消計画の策定等について(平成30
年1月29 日付け保国発0129 第2号厚生労働省国民健康保険課長通知)」が示
され、「決算で赤字が生じ、赤字が生じた翌々年度までに予算ベースで赤字の
解消が見込まれない市町は赤字削減・解消計画を策定すること」とされた。
県及び市町は、上記国通知に基づき、赤字解消・削減に取り組んだ。
※ 赤字は、決算補填等を目的とする一般会計からの法定外繰入金及び繰上充用
金の新規増加分を指す。赤字繰入金を除いた単年度収支が黒字の場合や翌々年
度までに予算ベースで赤字の解消が確実に見込まれる場合は、赤字削減・解消
計画は策定の必要はない。
◇ 評価(Check)
1 取組結果
区分

2016年度

2017年度

増減

赤字繰入行った市町数

22市町

13市町

▲9市町

赤字繰入額

42億円

25億円

▲17億円

・県が財政運営の責任主体となり、国費の拡充、前期高齢者交付金の増加等に
より、赤字繰入れを行った市町数、繰入額とも減少した。
・2017 年度決算で赤字繰入れを行った13 市町のうち、9市町は赤字繰入額を
除いた単年度収支が黒字、4市町は2019 年度予算ベースで赤字の解消が確実
に見込まれることから、赤字削減・解消計画の策定が必要な市町はなかった。

2016年度

区分

全国

赤字繰入額

2017年度

静岡県

全国

静岡県

2,526億円

42億円

1,751億円

25億円

▲17%

▲32%

▲31%

▲40%

前年度比

3 保険者努力支援制度の関連指標に係る取組
(1)赤字繰入れの削減
評価指標
赤字繰入れを行った市町が赤字
削減・解消計画を策定、または、
計画策定が必要な市町がない

2018 年度分
(2016 年度実績)

2019 年度分
(2017年度実績)

未達成

達成

◇ 改善(Action)
1 課題及び改善策
課題

改善策

急激な保険給付費の増加
などによる歳出の増加

前年度繰越金や県、市町の基金を活用し、赤字繰
入れを抑える

被保険者数、所得減によ
る保険料収入の伸び悩み

・県及び市町は保険料水準統一の条件や目標時期
の協議に合わせ、赤字解消の目標時期を検討する
・市町は、保険料率の計画的な見直しを行う

50