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保険局国民健康保険課説明資料 (107 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24135.html
出典情報 全国高齢者医療主管課(部)長及び国民健康保険主管課(部)長並びに後期高齢者医療広域連合事務局長会議(2022年3月2日開催 3/2)《厚生労働省》
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第三者行為求償事務の取組強化③ (PDCAサイクルの強化)
保険者が第三者行為求償事務の取組強化を図るにあたっては、都道府県も関与のもと、以下のような取組により、
PDCAサイクルを循環させ、継続的に取組強化を図っていくことが重要。
○ 保険者は下記の評価指標を参考に、数値目標の設定、取組状況の把握・評価、事務の改善等、計画的に進める。
○ 保険者における求償事務の管理にあたっては、効率化に資するため、新たに作成した管理様式を活用。
○ 都道府県は、保険者における数値目標や取組計画等を把握し、目標設定に対する助言や、取組状況への評価、管
下の他保険者との比較によるフィードバック等、保険者のPDCAサイクルに積極的に関与。
【評価指標】
1.被保険者による傷病届の早期の提出
国保利用開始日から60日以内に被保険者から傷病届が提出された件数の割合の増加
・国保利用開始日から60日以内の傷病届の提出件数/傷病届の全提出件数×100
【観点】被保険者への届出義務・届出早期提出にかかる周知状況、保険者における事案の早期把握・提出勧奨の取組状況

2.保険者による勧奨の取組の効果
保険者が被保険者に届出勧奨を行った事案の件数のうち、最初の届出勧奨から30日以内に提出される傷病届の割合の増加
・保険者による最初の届出勧奨後30日以内に提出された傷病届の件数/保険者が被保険者に届出勧奨を行った案件数(※)×100
【観点】 保険者による被保険者への傷病届提出勧奨の取組の効果

(※) 勧奨を行った結果、第三者行為求償事案ではないことが判明した案件を除く

3.保険者における傷病届受理日までの平均日数
国保利用開始日から保険者が傷病届を受理した日までの平均日数の短縮化
・受理した傷病届に係る国保利用開始日から傷病届受理日までの総日数/傷病届の全提出件数
【観点】 保険者の取組全体の状況、覚書による効果

4.レセプトへの「10.第三」の記載率
提出された全ての傷病届に係るレセプトについて、その特記事項欄に「10.第三」の記載がなされているものの件数の割合の増加
・レセプトに「10.第三」が記載されていた件数/傷病届の全提出件数×100
【観点】 医療機関との連携体制の状況

5.その他
地域の実情に応じた積極的な評価指標の設定

※評価指標1、2は、令和3年8月取組強化通知にて新たに提示
※令和5年度以降の保険者努力支援制度の評価指標については、
上記評価指標等の状況について評価指標とすることも検討
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