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保険局国民健康保険課説明資料 (214 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24135.html
出典情報 全国高齢者医療主管課(部)長及び国民健康保険主管課(部)長並びに後期高齢者医療広域連合事務局長会議(2022年3月2日開催 3/2)《厚生労働省》
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東京都
荒川区
令和2年4月時点人口

重複多剤服薬者受診行動適正化事業
217,029人

うち65歳以上高齢者人口

49,458人(

22. 8 %)

国保被保険者数

50,808人

■ 事業目的

■ 先進的なポイント

不適切な受診行動による将来的な健康リスクの回避と医療費の削
減を目的に頻回・重複受診者に対する指導と合わせて受診行動適正
化事業を実施している。

重複多剤となっている薬剤は、睡眠薬系が多いため、精神疾患を主因と
して重複多剤となっている方も含めて保健指導対象者として抽出し、対象
者についてかかりつけ医に情報提供し、荒川区薬剤師会薬剤師が服薬指
導を実施している。

■ 事業内容(モデル事業部分)

■ 結果及び効果

対象者:原則 精神疾患を主因として重複多剤服薬となっている方に
将来的に健康リスクが高いことを気づいてもらうため通知を送付し、そ
の中で希望した方に荒川区薬剤師会薬剤師が服薬指導を実施。
抽出基準:1か月に同系の医薬品を複数の医療機関から処方され、同
系医薬品の処方日数が60日を超える方で、疾病名がICD中分類で次
の4つに該当する方
①その他の不安障害 ②うつ病エピソード ③その他の神経症性障害
④身体表現性障害
実施体制

■ 他の自治体が参考にできるポイント
・服薬指導が難しい精神疾患を主因とする方に地区医師会から信頼されて
いる地区薬剤師会薬剤師が服薬指導することで、質の高い服薬指導を実
施できる。
・精神疾患を主因として重複多剤になっている方に通知することで、健康リ
スクに気がつき、受診行動を適正化できるとともに医療費を削減できる。

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