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保険局国民健康保険課説明資料 (180 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24135.html
出典情報 全国高齢者医療主管課(部)長及び国民健康保険主管課(部)長並びに後期高齢者医療広域連合事務局長会議(2022年3月2日開催 3/2)《厚生労働省》
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(参考)取組事例(個別ヒアリング結果)
被保険者数:30,793人 (令和元年9月末時点)
特定健診受診率:48.8% 特定保健指導実施率:61.1%(平成30年度時点)
計画書URL:https://www.city.fujieda.shizuoka.jp/material/files/group/106/H30datahealth.pdf

静岡県藤枝市

地区担当保健師等の専門職による対面コミュニケーションを重視した保健事業の実施
取組の
ポイント

対面コミュニケーションによる被保険者との継続的な関係性構築を大切にしており、保健
指導等を地区担当の保健師等と連携しながら実施している。また、分割実施における初
回面談②も原則訪問での対面実施としており、結果判明後すぐに訪問を行っている。
地区担当保健師は地域の保健委員と密にコミュニケーションを図っており、事業企画段階
から保健委員と協議の場をもっている。
取組内容

<実施内容>
対面コミュニケーションによる被保険者との継続的な関係性の構築
を大切にしており、保健指導等の実務は業務担当の保健師等が、
当該地区を担当する保健師等と連携の上で実施している。
分割実施における初回面談②も原則訪問での対面実施としてい
る。市保健センターと医師会(集団健診委託先)が同一敷地内で
建物の左右に同居した形態となっていることもあり、結果判明後す
ぐに医師会から連絡を受け、訪問を行っている。
対面コミュニケーションによる関係性構築の大切さから、被保険者
の了承が得られれば、現在も新型コロナウイルス感染症のリスクに
配慮しながら対面で保健指導を行っている。
地域の保健委員が保健事業の担い手及び推進役を果たしており、
地区担当保健師が日頃から密にコミュニケーションを取っている。
<成果/実施によって変わったこと>
上記の取組の積み重ねの結果、特定保健指導実施率は
34.5%(平成26年度)から61.1%(平成30年度)に向上。

取組の経緯・背景
実際の生活の様子や地域の状況を把握でき、その方に合った情
報を伝えることができることから、訪問して対面で話をすることを重
視して取組を行ってきている。
保健委員は市内で約1,000人を数え、地域の保健活動の担い
手であり推進役となっている。地域の保健委員とは、地区担当
保健師が日頃から密にコミュニケーションを取っている。
取組を進める上での工夫
特定保健指導では、健診結果等はデリケートな内容であり初回
から電話では対話が難しい面があるため、敢えて事前連絡をしな
いで直接訪問を行っている。
事業実施にあたり保健委員と円滑に連携するため、地区担当
保健師が事業の企画段階から保健委員と協議の場を持ち、保
健委員の課題意識や実施意向を踏まえて事業企画をしている。
統括保健師の調整もあり、業務担当の保健師等の専門職が、
当該地区を担当する保健師等と連携しながら事業を実施できて
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いる。
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