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保険局国民健康保険課説明資料 (158 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24135.html
出典情報 全国高齢者医療主管課(部)長及び国民健康保険主管課(部)長並びに後期高齢者医療広域連合事務局長会議(2022年3月2日開催 3/2)《厚生労働省》
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様式4

兵庫県
令和2年4月時点人口

フレイル対策強化推進事業
5,446,223人

うち65歳以上高齢者人口

1,563,066人(28.7%)

国保被保険者数

1297023人

■ 事業目的

■ 先進的なポイント

兵庫県内全域でより効果的なフレイル対策が進むよう、フレイル対策の評
価指標を検討するためのモデル事業を実施・検証の上、栄養状態の改
善と口腔機能の向上を目指す「兵庫県版予防・改善フレイルプログラム(以
下、プログラム)」を確立するとともに、オーラルフレイル健診体制を整備する。

①オーラルフレイルと健康支援型配食サービスを組み合わせたプログラム確立
②フレイル対策の有効性が確認できる評価指標の作成検証
③フレイルチェック票(ロング版・ショート版)の作成と7,400人への実施評価

■ 事業内容

■ 結果及び効果

①フレイル対策の評価指標を組み込んだプログラムをモデル実施、評
価指標を検証のうえ、プログラムを確立するとともに、オーラルフレイル健
診体制を整備し、市町に対して活用促進。
②国保被保険者等に対して、専門職によるフレイルチェックやシンポジウ
ムなどを通じて、フレイル予防・改善方法を普及啓発。

栄養・口腔アセスメントと講話

コロナ禍の中、感染予防対策

①プログラム参加者は、口腔体操やバランス良い食事等の行動を継続し
ており、プログラムの有効性が確認された。
②フレイルチェックの結果、前期高齢者の約半数がフレイルリスク該当者であ
り、より早い段階からのフレイル予防の重要性が明確となった。
■R2構築のフレイル対策の評価指標の内容と評価例
評 価 指 標
評 価 例
健康状態
現在の健康状態
・主観的健康状態
栄養
栄養・食習慣
・体重減少の有無
・欠食やたんぱく質の摂取状況
・10 種類の食品群の摂取頻度
口腔機能
・口腔機能の状態(むせ、食べこぼし、口乾等 8 項目)
・測定結果(舌口唇運動機能、舌背粘膜の湿潤度、咀嚼力)
運動
筋力低下
・測定結果(握力、ふくらはぎ周囲長)
運動
・通常歩行速度や運動習慣
精神心理
心の健康状態
・毎日の生活の満足度
認知機能
・認知機能低下のおそれ
社会参加
社会参加
・閉じこもりや社会との繋がりの状況
ソーシャルサポート
・身近に相談できる人の有無
行動変容
行動変容ステージ ・生活習慣に対する行動変容ステージ

■ 他の自治体が参考にできるポイント
・フレイル対策を評価するための評価指標の作成(指標間の相互関連性
の明確化、専門職や物品の確保状況に応じた優先すべき指標の抽出)
フレイル予防動画

栄養バランスと噛み応えを実感できる弁当の会食

・フレイル予防への気づきを促すチェック票と効果的な啓発媒体

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