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最終評価報告書 第3章(Ⅰ~Ⅱ4) (95 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28410.html
出典情報 健康日本21(第二次)最終評価報告書を公表します(10/11)《厚生労働省》
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図表Ⅱ-2-(3)-14︓「糖尿病が強く疑われる者」の平成9(1997)年、平成 14(2002)
年、平成 19(2007)年調査に基づく策定時の将来予測(⻘線)と
平成 24(2012)年〜令和元(2019)年調査に基づく令和元
(2019)年推計(⾚線)

資料︓厚⽣労働省「国⺠健康・栄養調査」より厚⽣労働科学研究「糖尿病の実態把握と環境整
備のための研究」(研究代表者 ⼭内敏正)において推計
その他本⽬標項⽬に関連するデータとしては、各年の「糖尿病が強く疑われる者」の割合や、患
者調査、国⺠⽣活基礎調査における通院(受療)の状況等が参考となると考えられる。
国⺠健康・栄養調査における「糖尿病が強く疑われる者」(HbA1c(NGSP)の値が 6.5%
以上、もしくは「現在、糖尿病治療の有無」で「あり」と回答)の割合について重回帰分析を⽤いて
年齢調整(20 歳〜39 歳、40 歳〜49 歳、50 歳〜59 歳、60 歳〜69 歳、70 歳以上の5区
分)を⾏い、平成 22(2010)年を基準とした⽐較を⾏った結果、平成 22(2010)年と平成
28(2016)年の⽐較では有意な増減なし(p=0.74)、平成 22(2010)年と令和元
(2019)年の⽐較においても有意な増減なし(p=0.24)であった(図表Ⅱ-2-(3)-15)。
平成 19(2007)年時点の性・年齢階級別糖尿病有病率を維持できているという点では、悪化
していないといえる。
参考として、患者調査、国⺠⽣活基礎調査にて通院の状況を確認したところ、患者数の増加が
観察されている(図表Ⅱ-2-(3)-16、図表Ⅱ-2-(3)-17)。
2.(3)糖尿病

第3章 Ⅱ

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