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最終評価報告書 第3章(Ⅰ~Ⅱ4) (47 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28410.html
出典情報 健康日本21(第二次)最終評価報告書を公表します(10/11)《厚生労働省》
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煙をなくすための普及啓発活動を推進。
● がん診療連携拠点病院において、「たばこクイットライン」事業を開始し、電話等による禁煙相
談を実施。
● 診療報酬におけるニコチン依存症管理料について、情報通信機器を⽤いた診療に係る評価が
なされるとともに、加熱式たばこの喫煙者も対象となるよう要件が⾒直された。
● たばこの段階的な税率増加が⾏われた。
● たばこパッケージの注意⽂⾔の表⽰⾯積が 30%以上から 50%以上に拡⼤された。
[⾝体活動](詳細は⾝体活動・運動領域に記載)
● ⾝体活動量が少ない者の割合を低下させるため、スマート・ライフ・プロジェクト、「健康づくりのた
めの⾝体活動基準 2013」及び「アクティブガイド-健康づくりのための⾝体活動指針-」、「eヘルスネット」、健康増進普及⽉間等を通じた普及啓発等の取組を積極的に推進している。
[栄養・⾷⽣活](詳細は栄養・⾷⽣活領域に記載)
● ⾷塩摂取量の減少、野菜・果物摂取量の増加、肥満・やせの減少等に向け、⾷⽣活指針や
⾷事バランスガイドを通じた啓発普及をしている。
[感染症対策]
● HPVワクチンについては、接種の在り⽅について、国は、科学的知⾒を収集した上で総合的
な判断に基づき、積極的な勧奨を差し控えることとした取扱いを終了し、個別の接種勧奨を基
本的に令和4(2022)年4⽉から順次実施することとされた。 さらに、積極的な勧奨の差
し控えにより接種機会を逃した⽅に対しては、公平な接種機会を確保する観点から、令和4
(2022)年度から3年間、従来の定期接種の対象年齢を超えて接種を⾏う「キャッチアップ
接種」が実施されている。
● 肝炎対策については、肝炎の治療促進のための環境整備、肝炎ウイルス検査の促進、肝炎に
係る診療及び相談体制の整備、国⺠に対する肝炎に係る正しい知識の普及啓発並びに肝炎
に係る研究の推進の5本の柱からなる肝炎総合対策を進めている。
● 成⼈T細胞⽩⾎病と関連するヒトT細胞⽩⾎病ウイルス1型(HTLV―1)については、
平成 22(2010)年に取りまとめられたHTLV―1総合対策に基づき対策を進めている。
② がん検診の受診率の向上
がんの早期発⾒及びがん検診(2次予防)においては、受診率向上対策について、検診の受診
⼿続の簡素化、効果的な受診勧奨、職域で受診機会のない者に対する受診体制の整備、受診対
象者の名簿を活⽤した個別受診勧奨・再勧奨、かかりつけ医や薬局の薬剤師を通じた受診勧奨等、
順次取組を進めている。さらに、がん検診の精度管理の推進や職域におけるがん検診についても科学
的根拠に基づくがん検診の実施を進めている。
○ 第1期基本計画において、分野別施策の⼀つに「がんの早期発⾒」が設定され、がん検診受診
率を 50%以上にすることが⽬標とされた。
○ 第2期基本計画では、個別⽬標が「胃がん、肺がん、⼤腸がんは当⾯ 40%」と変更された。
○ 第3期基本計画において、第2期計画で記載された「胃がん、肺がん、⼤腸がんは当⾯ 40%」
2.(1)がん

第3章 Ⅱ

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