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最終評価報告書 第3章(Ⅰ~Ⅱ4) (12 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28410.html
出典情報 健康日本21(第二次)最終評価報告書を公表します(10/11)《厚生労働省》
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図表Ⅱ-1-3︓健康寿命「⽇常⽣活に制限のない期間の平均」(都道府県別)の最⻑県と最
短県推移

資料︓厚⽣労働科学研究「健康寿命及び地域格差の要因分析と健康増進対策の効果検証に関
する研究」(研究代表者 辻⼀郎)2)、「健康⽇本 21(第⼆次)の総合的評価と次期
健康づくり運動に向けた研究」(研究代表者 辻⼀郎)3)において算出
注 ︓※⽇常⽣活に制限がない期間の平均の都道府県格差
○ このようなことからも、単純に最も⻑い県と短い県の差(図表Ⅱ-1-2、図表Ⅱ-1-3、図表Ⅱ
-1-5(5-1))のみでは全都道府県間の格差の縮⼩に関する分析は⼗分ではなく、47 都
道府県間のバラツキの⼤きさを標準偏差(都道府県差の標準偏差)で表すことで、都道府県格
差の指標(地域格差指標)となると考える。
○ 厚⽣労働科学研究「健康⽇本 21(第⼆次)の総合的評価と次期健康づくり運動に向けた研
究」(令和元(2019)年度〜令和3(2021)年度、研究代表者︓辻⼀郎)において上記
の地域格差指標を計算したところ、平成 22(2010)年、平成 25(2013)年、平成 28
(2016)年、令和元(2019)年はそれぞれ、男性は 0.57 年、0.47 年、0.37 年、0.47 年
(⽚側トレンド p=0.027)、⼥性は 0.64 年、0.60 年、0.53 年、0.62 年(⽚側トレンド
p=0.258)となり、健康格差の縮⼩⽬標は、男性では⽬標達成といえるが、⼥性では⽬標達成
とはいえないと判定された(図表Ⅱ-1-4、図表Ⅱ-1-5(5-2))。

1.健康寿命の延伸と健康格差の縮⼩

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第3章 Ⅱ