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最終評価報告書 第3章(Ⅰ~Ⅱ4) (110 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28410.html
出典情報 健康日本21(第二次)最終評価報告書を公表します(10/11)《厚生労働省》
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ログラムの効果検証等事業)」にて評価継続中である。
② 治療継続者の割合の増加
○ 特定健康診査の必須項⽬として、空腹時⾎糖⼜は HbA1c を測定し、「受診勧奨」の判定に
なった者について、その時点で糖尿病治療を⾏っている者には治療継続を推奨、糖尿病治療を
⾏っていない者には受診勧奨を実施している。
○ 厚⽣労働科学研究(「患者データベースに基づく糖尿病の新規合併症マーカーの探索と均てん
化に関する研究-合併症予防と受診中断抑⽌の観点から」研究代表者 野⽥光彦)のワーキ
ンググループにおいて「糖尿病受診中断対策包括ガイド」49)を作成した(平成 26(2014)年
5⽉)。
○ 「事業場における治療と仕事の両⽴⽀援のためのガイドライン」50)に係る参考資料「企業・医療
機関連携マニュアル」52)に糖尿病の事例を追加した(令和3(2021)年3⽉)。
○ 保険者によっては、⽣活習慣病の重症化予防事業の取組として、かかりつけ医等と連携しなが
ら相談・保健指導の実施や、⽣活習慣病等の受診中断者、未受診者の把握と受診勧奨を実
施している。
⑤ メタボリックシンドローム該当者及び予備群の減少(循環器領域と共通の⽬標項⽬)
○ メタボリックシンドロームに関する対策は、肥満を始めとする栄養・⾷⽣活、⾝体活動・運動、喫
煙の⽣活習慣の改善等の対策として、総合的に実施している。
○ メタボリックシンドロームに着⽬し、⽣活習慣の改善及び⽣活習慣病の予防を⽬的として、特定
健康診査・特定保健指導を実施している。
[特定健康診査・特定保健指導]
● 特定健康診査の必須項⽬として⾎圧、中性脂肪・HDLコレステロール・LDLコレステロ
ール等を測定した。健診受診者全員に対して健診結果等を「情報提供」するとともに、結果
に応じ特定保健指導として「動機付け⽀援」や「積極的⽀援」を実施している。
● 特定健康診査・特定保健指導の効果検証について、「特定健康診査・特定保健指導の医
療費適正化効果等の検証のためのワーキンググループ」において検討を進め、平成 27
(2015)年7⽉に最終取りまとめ 53)を報告した。
● 平成 30(2018)年度からの第3期特定健康診査等実施計画期間に向けて、厚⽣労働
省の検討会等で検討し、健診項⽬や実施率向上に向けた特定保健指導の実施⽅法につ
いて⾒直しを⾏い、平成 30(2018)年度より第3期特定健康診査等実施計画期間
(平成 30(2018)年〜令和5(2023)年度)が開始された。
● 平成 30(2018)年からの第3期特定保健指導において、特定保健指導の質を確保しつ
つ、対象者の個別性に応じた現場の創意⼯夫や運⽤改善を可能とし、効果的・効率的な
実施により、実施率の向上につながるよう、特定保健指導の運⽤ルールを緩和した。
● 「標準的な健診・保健指導プログラム 【平成 30 年度版】

34)

」(平成 30(2018)年4

⽉)において、特定保健指導対象者や糖尿病予備群(特定保健指導の対象とならない
2.(3)糖尿病

132

第3章 Ⅱ