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最終評価報告書 第3章(Ⅰ~Ⅱ4) (199 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28410.html
出典情報 健康日本21(第二次)最終評価報告書を公表します(10/11)《厚生労働省》
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3 各⽬標項⽬の評価に係る要因分析及び領域全体としての評価
<各⽬標項⽬の評価の要因分析>
① 地域のつながりの強化(居住地域でお互いに助け合っていると思う国⺠の割合の増加)
本⽬標項⽬の評価指標の評価は「C 変わらない」であった。地域包括ケアや地域共⽣社会という
⾔葉が、保健医療介護の専⾨職、地域包括⽀援センターや社会福祉協議会職員、⼀部の住⺠ボ
ランティア等の間で認知が進み、また東⽇本⼤震災後等、被災後の復興に向けた取組の中で「絆」と
いう⾔葉がメディアでもよく使われた。加えて、⼦どもの貧困への対応としての⼦ども⾷堂等や認知症対
策としての認知症カフェ等の取組が広がった。しかし、これらが、この指標にどの程度寄与したのかは不
明である。
② 健康づくりを⽬的とした活動に主体的に関わっている国⺠の割合の増加
本項⽬の評価は、中間評価以降指標のデータ更新がないことから「E 評価困難」となった。
厚⽣労働⽩書にも「ソーシャルキャピタル」という⾔葉が使われる等、この⾔葉は専⾨職には知られ
る⾔葉となった。⾼齢者においては、住⺠主体の「通いの場」づくりが進み、その箇所数と参加率は令
和元(2019)年度まで増加・上昇傾向であった(図表Ⅱ-4-7)。
図表Ⅱ-4-7︓通いの場の数と参加率の推移※1

資料︓厚⽣労働省「介護予防事業及び介護予防・⽇常⽣活⽀援総合事業(地域⽀援事業)
の実施状況に関する調査」
厚⽣労働省「介護予防・⽇常⽣活⽀援総合事業(地域⽀援事業)の実施状況に関する
調査」

※1

図表Ⅱ-3-(3)-15 の再掲
4. 健康を⽀え、守るための社会環境の整備

第3章 Ⅱ

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