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最終評価報告書 第3章(Ⅰ~Ⅱ4) (127 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28410.html
出典情報 健康日本21(第二次)最終評価報告書を公表します(10/11)《厚生労働省》
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① COPDの認知度の向上
健康⽇本 21(第⼆次)終了時点で認知度を 80%まで⾼めるという⽬標に⽐べ、令和元
(2019)年時点では 27.8%に留まっており遠く及ばない。COPDの認知度はベースラインの
25.2%からメディアを使った啓発によりいったん 30.5%まで上昇したが、その後 25.0%に逆戻りし、
最終的に 27.8%に再上昇した。ベースラインからの相対変化は+10.3%であり5%を超えて改善し
ているものの、⽬標値 80%に対してわずかな変化幅であることから、「C 変わらない」と評価した(図
表Ⅱ-2-(4)-2)。
この間、「どんな病気かよく知っている」と答えた割合は 7.1%から 10.8%に上昇しており⼀定の評
価はできる(図表Ⅱ-2-(4)-2)。年齢別にみると認知度は 20 歳代で 30%を超えており最も⾼
く、⾼齢者世代ほど低下する傾向があり 60 歳以上では 25%を下回っている(図表Ⅱ-2-(4)-3)。
COPDが⾼齢者の疾患であることを鑑みると問題点として指摘しうる。
図表Ⅱ-2-(4)-1︓COPDの認知度の推移

資料︓⼀般社団法⼈GOLD⽇本委員会「COPD認知度把握調査」

2.(4)COPD

第3章 Ⅱ

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