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最終評価報告書 第3章(Ⅰ~Ⅱ4) (137 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28410.html
出典情報 健康日本21(第二次)最終評価報告書を公表します(10/11)《厚生労働省》
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② 気分障害・不安障害に相当する⼼理的苦痛を感じている者の割合の減少
国⺠⽣活基礎調査の調査項⽬には、うつ・不安症状を評価する K6という⾃⼰記⼊式質問紙が
含まれている。K6は6項⽬で0点から 24 点の範囲をとるが、そのうち合計点が 10 点以上の者を
気分障害・不安障害に相当する⼼理的苦痛を感じている者として、その割合を指標にしている。
気分障害・不安障害に相当する⼼理的苦痛を感じている者の割合は、ベースラインの平成 22
(2010)年は 10.4%であり、令和4(2022)年までにその1%減となる 9.4%という⽬標値が
設定されたが、直近値である令和元(2019)年の値は 10.3%であり、ほとんど変化が認められてい
ない。
図表Ⅱ-3-(1)-4︓気分障害・不安障害に相当する⼼理的苦痛を感じている者の割合の推移

資料︓厚⽣労働省「国⺠⽣活基礎調査」
注 ︓K6≧10 の者の割合

性・年齢階級別にみると、全ての年齢階級で⼥性の⽅が⼼理的苦痛を感じる者の割合は⾼い。
年齢階級別では男⼥とも 25 歳〜29 歳をピークとして若年層で⾼くなっている(図表Ⅱ-3-(1)5)。

3.(1)こころの健康

第3章 Ⅱ

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