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最終評価報告書 第3章(Ⅰ~Ⅱ4) (129 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28410.html
出典情報 健康日本21(第二次)最終評価報告書を公表します(10/11)《厚生労働省》
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2 関連する取組
【国の取組】
○ 厚⽣労働省の健康情報サイト e-ヘルスネット1)等を⽤いて、「COPD」の名称と疾患に関する
知識の普及や禁煙により発症予防可能であることの理解を促進。
○ 厚⽣労働省では、⽇本呼吸器学会市⺠公開講座の後援に⼊り、COPDの周知に取り組んだ。
○ 「スマート・ライフ・プロジェクト」2)において「禁煙」、「適度な運動」、「適切な⾷⽣活」、「健診・検
診の受診」に対する取組を推進しているところであり、禁煙の重要性や喫煙によって⽣じるリスク等に
ついて情報を発信。
○ 喫煙(受動喫煙含む)対策(詳細は喫煙領域に記載)
● 喫煙に関して、「禁煙⽀援マニュアル(第⼆版)増補改訂版」の策定(平成 30(2018)
年5⽉)3)や禁煙週間におけるイベント等の開催、「たばこ対策促進事業」等を実施。
● がん診療連携拠点病院において、「たばこクイットライン」事業を開始し、電話等による禁煙相
談を実施。
● 診療報酬におけるニコチン依存症管理料について、情報通信機器を⽤いた診療に係る評価が
なされるとともに、加熱式たばこの喫煙者も対象となるよう要件が⾒直された。
● たばこパッケージの注意⽂⾔の表⽰⾯積が 30%以上から 50%以上に拡⼤された。また、たば
こパッケージ標記に関して、従来の「肺気腫を悪化させる危険があります」から「慢性閉塞性肺
疾患(COPD)を悪化させる危険があります」に修正された。
● たばこの段階的な税率増加が⾏われた。
【COPD疾患啓発のための組織】
○ 慢性呼吸器疾患啓発促進委員会(⽇本呼吸器学会)
○ ⽇本COPD対策推進会議(⽇本医師会)
○ GOLD⽇本委員会(産学⼀体のNPO法⼈)
○ COPD啓発プロジェクト(産学⼀体のNPO法⼈)
○ 慢性呼吸器疾患対策推進議員連盟(有志の国会議員による連盟)
○ ⽇本呼吸器障害者センター(J-BREATH) (患者団体)
【関連する団体・学会の具体的活動内容】
○ 「肺の⽇」「呼吸の⽇」等の市⺠向け啓発イベント︓呼吸器学会主導により各地域で開催、関東
地区では⽇本医師会、結核予防会、⽇本呼吸器学会の3者協働による活動。
○ ⽇本医師会会員向けの啓発資料作成・配布。
○ “肺年齢”の導⼊によるスパイロメトリー検査の普及。
○ マスメディア(テレビ、新聞等)を通じた継続的なCOPD普及・啓発活動。
○ 屋外ビジョンによる屋外動画、全国保険薬局の⼀部店内モニターで動画放映、全国の病院施
設・東京都庁関連 800 施設におけるポスター掲⽰。
○ 全国⾃治体によるCOPD普及・啓発活動(地域による温度差⼤)。
2.(4)COPD

第3章 Ⅱ

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