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最終評価報告書 第3章(Ⅰ~Ⅱ4) (35 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28410.html
出典情報 健康日本21(第二次)最終評価報告書を公表します(10/11)《厚生労働省》
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2.主要な⽣活習慣病の発症予防・重症化予防の徹底
(1)がん

背景
○ がんは、昭和 56(1981)年以降、⽇本⼈の死因の第1位となり、令和2(2020)年の死
亡者は、37 万8千⼈を超え、全死亡の3分の1を占める国⺠にとっての重要疾患となっている。
こうした背景から平成 18(2006)年6⽉には、がん対策を総合的かつ計画的に推進するため、
「がん対策基本法」(以下この章において「基本法」という。)が制定された
平成 19(2007)年6⽉がん対策推進基本計画

1)

。基本法に基づき、

2)

(以下「基本計画」という。)を閣議決定

し、がん対策を推進している。基本法は、平成 28(2016)年 12 ⽉に改正され、基本計画は、
平成 24(2012)年6⽉、平成 30(2018)年3⽉に改訂されて、現在は第3期となってい
る。
○ 第3期基本計画(平成 30(2018)年3⽉)では、全体⽬標の⼀つに「科学的根拠に基づ
くがん予防・がん検診の充実」が挙げられ、その中で「がんを予防する⽅法を普及啓発するとともに、
研究を推進し、その結果に基づいた施策を実施することにより、がんの罹患者を減少させる。国⺠が
利⽤しやすい検診体制を構築し、がんの早期発⾒・早期治療を促すことで、効率的かつ持続可能
ながん対策を進め、がんの死亡者の減少を実現する。」とされており、「がんの死亡者の減少」を⽬
標とした。さらに、分野別施策の「科学的根拠に基づくがん予防・がん検診の充実」の個別⽬標とし
て「国は、男⼥とも対策型検診で⾏われている全てのがん種において、がん検診の受診率の⽬標値
を 50%とする。」とされており、これを⽬標とした。

1 ⽬標項⽬の評価状況
評価

項⽬数

A ⽬標値に達した

1

B 現時点で⽬標値に達していないが、改善傾向にある

1

B* Bの中で⽬標年度までに
⽬標到達が危ぶまれるもの

(内0)

C 変わらない

0

D 悪化している

0

E 評価困難

0

2.(1)がん

第3章 Ⅱ

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