資料2-3 令和6年度財務諸表 (261 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59915.html |
出典情報 | 独立行政法人評価に関する有識者会議 医療・福祉WG(第39回 7/29)《厚生労働省》 |
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障害者福祉の増進、保護者の不安軽減及び障害児・者の自立支援
各都道府県・指定都市が条例に基づき実施している「心身障害者扶養共済制度」※にお
いて、都道府県・指定都市が加入者に対して負う責任を機構が一元的に再保険する事業
です。
全国的な規模で機構が再保険することにより、加入者の住所異動時における継続加入
や年金資産の効率的な運用を実現し、制度を安定的に実施しています。
※心身障害者扶養共済制度
障害のある方を扶養している保護者が、毎月、一定の掛金を納めることにより、加入者(保
護者)に万一のことがあったとき、障害のある方に終身一定額の年金を支給する任意加入の
制度です。保護者が抱く不安の軽減を図り、障害のある方の生活の安定の一助と福祉の増進
を目的としています。
<図 1>事業のスキーム
また、心身障害者及びその保護者に必要な情報が行きわたるよう、国、地方公共団体
及び関係団体等との連携・協力による周知・広報活動を実施しています。令和 6 年度に
おいては、WAM NET会員向けメールマガジンの活用や検索連動型広告(リスティン
グ広告)
、制度紹介動画の QR コードや URL を関係団体に周知し、メールマガジンや機関
誌等を通じた広報を依頼するなど、デジタルを活用した制度案内を実施しています。
これらの広報活動の結果、近年は新規加入者が増加傾向にあります。
<図 2>安定的な業務運営の取組
【心身障害者扶養保険事業に関する検討会】
有識者等を構成員とし、財務状況や保険料水準等、
幅広い観点から検討(直近ではR4年度に3回開催)
(少なくとも5年ごとに国が開催)
扶養保険事業
【財務状況検討会】
【資産運用委員会】
有識者等を構成員とし、扶養保険事業
に関する財務状況の分析及び将来予測
の検証、また生命保険契約先各社の決
算状況及び保険資産の運用実績の検証
を実施(年1回WAMが開催)
外部専門家を構成員とし、年金資産運
用の基本ポートフォリオ策定・見直し
等を実施(年1回以上WAMが開催)
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