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資料2-3 令和6年度財務諸表 (114 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59915.html
出典情報 独立行政法人評価に関する有識者会議 医療・福祉WG(第39回 7/29)《厚生労働省》
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【福祉医療機構】
○ 中期目標管理型の法人とする。
(第186回国会 閣第78号)
○ 財務の健全性及び適正な業務運営の確保のため、金融業務に係る内部ガバナンスの高度化を図る
とともに、福祉貸付事業及び医療貸付事業については、金融庁検査を導入する。
(第189回国会 閣第
23号)
○ 承継年金住宅融資等債権管理回収業務について、資金の効率的運用の観点から、現在年1回とされ
ている回収金の国庫納付を定期的に行えるよう所要の措置を講じる。
(第189回国会 閣第23号)
(2)金融商品の時価関係
① 金融商品の状況に関する事項
ア 金融商品に対する取組方針
当該勘定は、
「独立行政法人福祉医療機構法(平成14年法律第166号)
」第12条に基づき、心身
障害者扶養保険事業を実施しております。なお、当該事業を実施するため、心身障害者扶養保
険資金を設けております。
イ 金融商品の内容及びそのリスク
当該勘定が保有する金融資産は、主として金銭の信託であり、資産価値の減少又は消失によ
ってもたらされる信用リスクにさらされております。
また、扶養保険資金を国内外の債券及び株式で運用していることから、価格の変動によって
もたらされる市場リスクの他、市場環境変化等により、必要な資金確保が困難になり、資金繰
りがつかなくなる流動性リスクにさらされております。
ウ 金融商品に係るリスク管理体制
(ⅰ)信用リスクの管理
信用状況については、
主に、
保険契約者である生命保険会社各社の毎事業年度の決算報告、
四半期毎のソルベンシーマージン比率、発行体格付、財務格付等のモニタリングを実施して
おります。
また、あわせて、外部有識者からなる心身障害者扶養保険事業財務状況検討会で審議いた
だき、議事要旨はガバナンス委員会へ報告しております。
(ⅱ)市場リスクの管理
運用資産の過去の市場の動向等を把握・分析のうえ、収益とリスクを考慮した基本ポート
フォリオの構成割合を決定しております。また、目標利回りに対し運用利回りが低下等する
ことにより心身障害者扶養保険責任準備金が不足するリスクを管理するため、心身障害者扶
養保険資産運用委員会で審議いただき、議事要旨をガバナンス委員会へ報告し、必要に応じ
てリバランス等の措置を講じております。
(ⅲ)流動性リスクの管理
保険金、特例保険金の収入予定額及び年金給付保険金の支出予定額等を把握し、資金繰り
を管理する中、遅滞なく年金給付保険金の支払いができるよう、必要に応じて長期運用資産
の一部を短期資産に振り替えております。
また、余裕金の運用にあたっては、運用先金融機関の財務状況や格付状況等について定期
的に確認するとともに、特定の金融機関に過度に運用資産が集中しないようリスクの軽減を
図るための措置を講じております。

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