激動の世界を見据えたあるべき財政運営 (65 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/report/zaiseia20250527/index.html |
出典情報 | 財政制度等審議会 財政制度等分科会(答申・報告書等) 激動の世界を見据えたあるべき財政運営(5/27)《財務省》 |
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照〕
また、海外の文化財や文化施設においては、入場料設定の工夫や寄付等
により、自己収入を確保する事例が見られる78。こうした好事例も参考
にしつつ、地域の貴重な財産である文化資源の価値を最大限活かすこと
で、自己収入増による持続的な維持財源の確保や、集客増による地域の活
性化につなげていくことが望まれるところである。なお、こうした取組を
促進するため、政府としてもガイドライン等による考え方の整理を行い、
後方支援に努めるべきである。
〔資料Ⅳ-5-5参照〕
78
国内においても、姫路城が保存・修理のための財源確保を目的として、令和8年(2026 年)3
月から市民料金を 1,000 円に据え置きつつ、市民以外の料金を 2,500 円に値上げ予定であるな
ど、自己収入確保に向けた取組が出てきつつある。
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