資料1-2-3-1 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過)[1.9MB] (99 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/newpage_39491.html |
出典情報 | 予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会(第101回 4/15)医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和6年度第1回 4/15)(合同開催)《厚生労働省》 |
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患者は病院に通院中であった。
2023/10/17、ワクチン接種前の体温は摂氏 37.2 度であった。
患者は末期膵臓癌にて在宅医療中であった。
2023/10/17、自宅でコロナワクチン 7 回目を施行した。
2023/10/18、発熱があった。夜間から呼吸がやや不規則になった。
2023/10/18
19:00 頃(ワクチン接種およそ 1 日 4 時間後)、患者は呼
吸不全を発現した。
2023/10/18 19:00 に家族より発熱があり呼吸が少しシンドそうと電話連
絡があった。
体位を変えて経過をみるようにしたところ、呼吸は落ち着いてきたと再
度連絡があったため経過観察となった。
2023/10/19、朝からチアノーゼと血圧低下があった。ステロイドと抗生
剤(セフトリアキソン)を投与するも効果なかった。
10:00 に呼吸状態が不良との事で往診した。意識レベル JCS300。呼吸は
あえぎ様で橈骨動脈触れず、頸動脈触知可であった。眼球は共同偏視、
睫毛反射なし。呼吸は肺雑音 (+)。発熱摂氏 38 度台。末梢循環不全があ
った。誤嚥性肺炎の関与も考え、ステロイド(ヒドロコルチゾン 100
mg)+ CTRX 2g を皮下注射施行した。
16:00 に再往診した。意識レベルは変化なしであった(睫毛反射な
し)。喘鳴はやや改善、脈拍は大腿部で蝕知可であった。
17:50、訪問看護(看護師)より呼吸停止の連絡のため再度往診した。
2023/10/19 18:18 に死亡確認となった。剖検は実施されなかった。
報告者は、事象呼吸不全を重篤(医学的に重要な事象)と分類した。
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