資料1-2-3-1 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過)[1.9MB] (397 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/newpage_39491.html |
出典情報 | 予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会(第101回 4/15)医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和6年度第1回 4/15)(合同開催)《厚生労働省》 |
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測定したところ 187/110、脈拍 80 であり、時間経過とともに上昇があっ
た。
降圧剤を服用した。
アナフィラキシー反応ありとの判断にてシステイン塩酸塩、グリシン、
グリチルリチン酸 (強ミノファーゲンシー) /ヒドロキシジンエンボネー
ト (アタラックス P) の点滴を開始した。
家族が来院し、本人の歩行も問題なかった。入院希望はなく、降圧剤屯
用処方とし帰宅した。
翌日頭痛あり血圧 150 以上で不安あり受診した。血圧 141/85、脈拍 68、
頭痛訴えのため、頭部 CT 及び脳、頭頚部 MRI 検査を実施した。
明らかな出血はなかった。歩行会話なども問題なく、降圧薬継続処方と
した。
今までの健康診断では血圧問題はなく、ワクチン接種後の反応で血圧上
昇が生じたと考えられる。
【転帰】
日付不明、事象アナフィラキシーの転帰は未回復であった。
事象血圧上昇、ほてり、頭痛の転帰は不明であった。
報告医師は事象(アナフィラキシー)を非重篤(報告の通り)と分類
し、事象(アナフィラキシー)と BNT162B2 OMI XBB.1.5 の因果関係を関
連ありと評価した。
【報告医師意見】
今までの健康診断では血圧が高い状況になかった。今回接種後血圧高値
が継続していた。
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