資料1-2-3-1 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過)[1.9MB] (294 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/newpage_39491.html |
出典情報 | 予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会(第101回 4/15)医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和6年度第1回 4/15)(合同開催)《厚生労働省》 |
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された。
多発単神経障害、糸球体型血尿、胸膜炎、炎症反応高値を呈し、病理に
て、小血管炎の診断となった。膠原;病関連の値、ANCA の値はいずれも
陰性であった。ステロイドパルス治療にて炎症改善あり、その後、患者
は、ステロイド単剤にて加療継続した。
2023/11/30(ワクチン接種 1 ヵ月 9 日後)、事象(末梢性神経障害と血
管炎)の転帰は、回復したが後遺症あり(症状:末梢神経障害残存あ
り)であった。
事象「炎症反応高値」の転帰は、軽快であった。
事象(微熱、咳嗽、多発単神経障害、糸球体型血尿、胸膜炎、ANCA 陰性
血管炎の可能性)の転帰は不明であった。
患者は、他院へリハビリのために転院を予定している)。
【報告者の評価】
報告者は、事象(末梢性神経障害と血管炎)を重篤(障害; 2023/10/31
に入院)と分類し、ワクチンとの因果関係は評価不能と評価した。他要
因(他の疾患等)の可能性は、ANCA 陰性血管炎の可能性であった。
事象(ANCA 陰性血管炎の可能性)は、医学的に重要と評価された。他の
全ての事象の重篤性は非重篤であった。
【報告医師のコメント】
ステロイド単剤で炎症改善を認める小血管炎。ワクチンの影響の可能性
は否定はできないと考えた。
bnt162b2 omi xbb.1.5 のバッチ/ロット番号に関する情報は再調査を行
い、入手した場合報告を行う。
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