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予算執行調査資料(総括調査票) (7 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mof.go.jp/policy/budget/topics/budget_execution_audit/fy2025/sy0706/0706b.html |
出典情報 | 令和7年度 予算執行調査資料(総括調査票)(6/27)《財務省》 |
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(2)沖縄科学技術⼤学院⼤学学園関連経費
総括調査票
2/6
②調査の視点
1.公費に対する研究の成果(フォローアップ)
○ 令和元年度調査の指摘を踏まえ、OISTは、質の⾼い論⽂を作成するコストや教員⼀⼈当たりのコストを低減できているか。
【調査対象年度】平成29年度〜令和5年度
【調査対象先数】⼤学法⼈︓6先
③調査結果及びその分析
1.公費に対する研究の成果(フォローアップ)
○ OISTにおけるTOP1%・TOP10%論⽂数(※)の増加を背景に、質の⾼い論⽂1本当たりの運営費補助⾦は低減している。 ※各分野において、被引⽤数が上位1%・10%の論⽂
○ ⼀⽅、教員数の伸びは緩やかであることから、教員1⼈当たりの運営費補助⾦はほとんど変化がない【図1】。
○ また、国内外の⼤学と⽐較しても、令和5年度のTOP10%論⽂の1本当たりの運営費補助⾦や教員1⼈当たりの運営費補助⾦はいずれも⽐較的⾼い⽔準であり、運営
費補助⾦に依存する体質の改善状況は道半ばとなっている【図2】。
【図2】 他⼤学との⽐較
【図1】TOP論⽂・教員当たりの運営費補助⾦
TOP10%論⽂1論⽂当たりの運営費補助
カリフォルニア⼯科⼤学
1論⽂当たり運営費補助(TOP1
40.0
億円
30.0
左軸)
1論⽂当たり運営費補助(TOP10 右軸)
⾹港科学技術⼤学
10.0 10.0
億円 億円
8.0
26.8
前回
東京⼯業⼤学
今回
TOP10%論⽂1論⽂
当たりの運営費補助
は低減
奈良先端科学技術⼤学院⼤学(NAIST)
北陸先端科学技術⼤学院⼤学(JAIST)
8.0
OIST
6.0
20.0
16.5
4.9
10.0
2.9
0.0
H29 H30
教員1⼈当たりの運営費補助
R元
R2
R3
R4
4.0
6.0
4.0
2.0
2.0
0.0
0.0
R5
(注)事業報告書等により作成。なお、運営費補助⾦は決算ベース。
0
2.7
2.5
1
2
3
カリフォルニア⼯科⼤学
1
⾹港科学技術⼤学
0.9
東京⼯業⼤学
0.3
奈良先端科学技術⼤学院⼤学(NAIST)
0.3
北陸先端科学技術⼤学院⼤学(JAIST)
4
0.4
2.5
0
H30
R元
R2
R3
R4
R5
(注)事業報告書等により作成。なお、運営費補助⾦は決算ベース。
6 億円
教員⼀⼈当たりの運営費補助
OIST
H29
5
1
2
3 億円
(注1)OIST,JAIST(北陸先端科学技術⼤学院⼤学),NAIST(奈良先端科学技術⼤学院⼤学),東京⼯業⼤学は令和5年度事業報告書等により作成。
⾹港科学技術⼤学、カリフォルニア⼯科⼤学はHP及びAnnual Reportにより作成
(注2)為替レートは、【前回】⾹港科学技術⼤学︓1⾹港ドル=14.5円、カリフォルニア⼯科⼤学は1ドル=113.68円で計算
【今回】⾹港科学技術⼤学︓1⾹港ドル=20.6円、カリフォルニア⼯科⼤学は1ドル=142.8円で計算 ※決算⽇のレート
(注3)教員数は、⾮常勤職員を除く。
④今後の改善点・検討の⽅向性
1.公費に対する研究の成果(フォローアップ)
○ OISTは、後述する外部資⾦の獲得や研究資⾦の効率的な配分などを進めることによって、国からの運営費補助⾦の増額を伴わずに、教員の数・質の向上や、質の⾼い
論⽂数の増加などを実現し、研究の⽣産性を⾼め、運営費補助⾦への依存体質を更に改善していくべき。
5
総括調査票
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②調査の視点
1.公費に対する研究の成果(フォローアップ)
○ 令和元年度調査の指摘を踏まえ、OISTは、質の⾼い論⽂を作成するコストや教員⼀⼈当たりのコストを低減できているか。
【調査対象年度】平成29年度〜令和5年度
【調査対象先数】⼤学法⼈︓6先
③調査結果及びその分析
1.公費に対する研究の成果(フォローアップ)
○ OISTにおけるTOP1%・TOP10%論⽂数(※)の増加を背景に、質の⾼い論⽂1本当たりの運営費補助⾦は低減している。 ※各分野において、被引⽤数が上位1%・10%の論⽂
○ ⼀⽅、教員数の伸びは緩やかであることから、教員1⼈当たりの運営費補助⾦はほとんど変化がない【図1】。
○ また、国内外の⼤学と⽐較しても、令和5年度のTOP10%論⽂の1本当たりの運営費補助⾦や教員1⼈当たりの運営費補助⾦はいずれも⽐較的⾼い⽔準であり、運営
費補助⾦に依存する体質の改善状況は道半ばとなっている【図2】。
【図2】 他⼤学との⽐較
【図1】TOP論⽂・教員当たりの運営費補助⾦
TOP10%論⽂1論⽂当たりの運営費補助
カリフォルニア⼯科⼤学
1論⽂当たり運営費補助(TOP1
40.0
億円
30.0
左軸)
1論⽂当たり運営費補助(TOP10 右軸)
⾹港科学技術⼤学
10.0 10.0
億円 億円
8.0
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前回
東京⼯業⼤学
今回
TOP10%論⽂1論⽂
当たりの運営費補助
は低減
奈良先端科学技術⼤学院⼤学(NAIST)
北陸先端科学技術⼤学院⼤学(JAIST)
8.0
OIST
6.0
20.0
16.5
4.9
10.0
2.9
0.0
H29 H30
教員1⼈当たりの運営費補助
R元
R2
R3
R4
4.0
6.0
4.0
2.0
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0.0
R5
(注)事業報告書等により作成。なお、運営費補助⾦は決算ベース。
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カリフォルニア⼯科⼤学
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⾹港科学技術⼤学
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東京⼯業⼤学
0.3
奈良先端科学技術⼤学院⼤学(NAIST)
0.3
北陸先端科学技術⼤学院⼤学(JAIST)
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H30
R元
R2
R3
R4
R5
(注)事業報告書等により作成。なお、運営費補助⾦は決算ベース。
6 億円
教員⼀⼈当たりの運営費補助
OIST
H29
5
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2
3 億円
(注1)OIST,JAIST(北陸先端科学技術⼤学院⼤学),NAIST(奈良先端科学技術⼤学院⼤学),東京⼯業⼤学は令和5年度事業報告書等により作成。
⾹港科学技術⼤学、カリフォルニア⼯科⼤学はHP及びAnnual Reportにより作成
(注2)為替レートは、【前回】⾹港科学技術⼤学︓1⾹港ドル=14.5円、カリフォルニア⼯科⼤学は1ドル=113.68円で計算
【今回】⾹港科学技術⼤学︓1⾹港ドル=20.6円、カリフォルニア⼯科⼤学は1ドル=142.8円で計算 ※決算⽇のレート
(注3)教員数は、⾮常勤職員を除く。
④今後の改善点・検討の⽅向性
1.公費に対する研究の成果(フォローアップ)
○ OISTは、後述する外部資⾦の獲得や研究資⾦の効率的な配分などを進めることによって、国からの運営費補助⾦の増額を伴わずに、教員の数・質の向上や、質の⾼い
論⽂数の増加などを実現し、研究の⽣産性を⾼め、運営費補助⾦への依存体質を更に改善していくべき。
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