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予算執行調査資料(総括調査票) (42 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mof.go.jp/policy/budget/topics/budget_execution_audit/fy2025/sy0706/0706b.html |
出典情報 | 令和7年度 予算執行調査資料(総括調査票)(6/27)《財務省》 |
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(12)競技⼒向上事業
総括調査票
②調査の視点
1.質の⾼い選⼿強化活動について
(1)NFの選⼿強化費の全体像とパリ
オリンピックにおける助成⾦投⼊
の成果について
・NFの選⼿強化活動にはどの程度の
予算(助成⾦+NF⾃⼰財源)が投
⼊されているのか。
・助成⾦投⼊額と⼤会成果に相関関
係はあるのか。
【対象年度】令和3年度〜令和6年度
【調査対象先数】34先
【有効回答先数】28先
(2)選⼿強化費のうち競技⼒向上事
業の執⾏状況について
・競技⼒向上事業のうち、①選⼿強
化事業、②コーチ等設置事業それ
ぞれについて執⾏状況を確認する。
・さらに、NFごとの執⾏状況も確認
する。
【対象年度】平成30年度〜令和6年度
【調査対象先数】34先
【有効回答先数】28先
③調査結果及びその分析
1.質の⾼い選⼿強化活動について
(1)NFの選⼿強化費の全体像とパリオリンピックにおける助成⾦投⼊の成果について(団体競技のNFは除く)
〇 NFにおける選⼿強化活動は、助成⾦に加えて、NFの⾃⼰財源を⽤いて⾏われている。6〜7割程度を国費、3〜4割程度を⾃⼰
財源で実施されており、NFにより強化費には⼤きな差がある【図1】。
〇 出場種⽬数の多いNFが有利とならないように、各NFのパリオリンピックのメダル獲得数等を点数化したもの(成績、※1)を出
場種⽬数で除したもの(成績/出場種⽬数)と助成⾦投⼊額(東京オリンピックのあった令和3年度以降の合計額)との関係を分析
したところ、同程度の助成⾦投⼊額でも成績にばらつきが⽣じており、必ずしも助成⾦投⼊額が多ければ成績が⾼くなる結果とは
なっていなかった【図2】。
※1 JSCの基準に倣いパリオリンピックにおけるメダル獲得数等を点数化したもの
※2 JSCの助成⾦の配分に際しては、オリンピック等主要国際⼤会でのメダル獲得数等が評価基準とされている
〇 また、成績/出場種⽬数を助成⾦投⼊額で除して、NFの選⼿強化活動の費⽤対効果(=質)を分析したところ、成績、成績/出場
種⽬数の順位とは⼤きく異なる順位となった【表1】。
【表1】助成⾦投⼊額を加味したパリオリンピックの成績
成績/
成績/出場種⽬
【図1】NFの選⼿強化費の財源構成(令和3年度〜6年度合計)
成績
5.7
(38.2)
13.2
(63.4)
⾼
9.2
(61.8)
助成⾦
1.0
(22.7)
9.2
(62.6)
3.3
(77.3)
⾃⼰財源
0.6
(15.8)
2.1
(29.2)
1.2
(35.0)
2.2
(65.0)
3.4
(84.2)
A
5.1
(70.8)
強化費下位3NF
平均
【図2】助成⾦の投⼊額とパリオリンピックの成績
A
より少ない予算投⼊で同程度の成果
成績/出場種⽬数
(注)オリンピック競技団体(以下「オリ団
体」という。)と「パラ団体」と合算で報
告がされたものは、調査の趣旨を踏まえ集
計から除いている。
5.5
(37.4)
強化費上位3NF
について
(2)組織基盤強化⽀援事業について
・真に経営基盤強化が必要なNFが本
事業を活⽤しているか。
・事業評価は適切に⾏われているか。
【対象年度】平成30年度〜令和6年度
【調査対象先数】98先
【有効回答先数】(1)57先
(2)67先
単位 上段(⾦額)︓億円、
下段(構成⽐)︓%
7.6
(36.6)
2.NFの組織基盤強化の取組状況
(1)NFの収⼊の状況について
・NFの⾃⼰収⼊の構造に特徴はある
か、増収の取組を⾏っているか。
2/4
同
よ
り
⾼
い
成
果
程
度
の
I
P
予
算
投
⼊
で
M
B
E
N
H
L
G
助成⾦の投⼊額
D
C
F
多
1位
出場種⽬数
/助成⾦投⼊額
1位
4位
B
2位
2位
8位
C
3位
6位
13位
14位
D
4位
9位
E
5位
4位
3位
F
6位
16位
22位
G
7位
21位
20位
H
8位
7位
9位
I
9位
3位
1位
J
10位
10位
16位
K
11位
20位
19位
L
13位
8位
7位
M
14位
15位
6位
N
15位
11位
5位
O
16位
13位
10位
P
17位
5位
2位
Q
18位
18位
18位
R
19位
22位
21位
S
20位
14位
11位
T
21位
17位
15位
U
22位
19位
17位
※「成績」の順位が⾼いほどメダル獲得数等が多く、「成
績/出場種⽬数/助成⾦投⼊額」の順位が⾼いほど少ない助
成⾦投⼊額で多くのメダル獲得等をしていることを⽰して
いる。※成績が0ポイントのNFは表から除いている。
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総括調査票
②調査の視点
1.質の⾼い選⼿強化活動について
(1)NFの選⼿強化費の全体像とパリ
オリンピックにおける助成⾦投⼊
の成果について
・NFの選⼿強化活動にはどの程度の
予算(助成⾦+NF⾃⼰財源)が投
⼊されているのか。
・助成⾦投⼊額と⼤会成果に相関関
係はあるのか。
【対象年度】令和3年度〜令和6年度
【調査対象先数】34先
【有効回答先数】28先
(2)選⼿強化費のうち競技⼒向上事
業の執⾏状況について
・競技⼒向上事業のうち、①選⼿強
化事業、②コーチ等設置事業それ
ぞれについて執⾏状況を確認する。
・さらに、NFごとの執⾏状況も確認
する。
【対象年度】平成30年度〜令和6年度
【調査対象先数】34先
【有効回答先数】28先
③調査結果及びその分析
1.質の⾼い選⼿強化活動について
(1)NFの選⼿強化費の全体像とパリオリンピックにおける助成⾦投⼊の成果について(団体競技のNFは除く)
〇 NFにおける選⼿強化活動は、助成⾦に加えて、NFの⾃⼰財源を⽤いて⾏われている。6〜7割程度を国費、3〜4割程度を⾃⼰
財源で実施されており、NFにより強化費には⼤きな差がある【図1】。
〇 出場種⽬数の多いNFが有利とならないように、各NFのパリオリンピックのメダル獲得数等を点数化したもの(成績、※1)を出
場種⽬数で除したもの(成績/出場種⽬数)と助成⾦投⼊額(東京オリンピックのあった令和3年度以降の合計額)との関係を分析
したところ、同程度の助成⾦投⼊額でも成績にばらつきが⽣じており、必ずしも助成⾦投⼊額が多ければ成績が⾼くなる結果とは
なっていなかった【図2】。
※1 JSCの基準に倣いパリオリンピックにおけるメダル獲得数等を点数化したもの
※2 JSCの助成⾦の配分に際しては、オリンピック等主要国際⼤会でのメダル獲得数等が評価基準とされている
〇 また、成績/出場種⽬数を助成⾦投⼊額で除して、NFの選⼿強化活動の費⽤対効果(=質)を分析したところ、成績、成績/出場
種⽬数の順位とは⼤きく異なる順位となった【表1】。
【表1】助成⾦投⼊額を加味したパリオリンピックの成績
成績/
成績/出場種⽬
【図1】NFの選⼿強化費の財源構成(令和3年度〜6年度合計)
成績
5.7
(38.2)
13.2
(63.4)
⾼
9.2
(61.8)
助成⾦
1.0
(22.7)
9.2
(62.6)
3.3
(77.3)
⾃⼰財源
0.6
(15.8)
2.1
(29.2)
1.2
(35.0)
2.2
(65.0)
3.4
(84.2)
A
5.1
(70.8)
強化費下位3NF
平均
【図2】助成⾦の投⼊額とパリオリンピックの成績
A
より少ない予算投⼊で同程度の成果
成績/出場種⽬数
(注)オリンピック競技団体(以下「オリ団
体」という。)と「パラ団体」と合算で報
告がされたものは、調査の趣旨を踏まえ集
計から除いている。
5.5
(37.4)
強化費上位3NF
について
(2)組織基盤強化⽀援事業について
・真に経営基盤強化が必要なNFが本
事業を活⽤しているか。
・事業評価は適切に⾏われているか。
【対象年度】平成30年度〜令和6年度
【調査対象先数】98先
【有効回答先数】(1)57先
(2)67先
単位 上段(⾦額)︓億円、
下段(構成⽐)︓%
7.6
(36.6)
2.NFの組織基盤強化の取組状況
(1)NFの収⼊の状況について
・NFの⾃⼰収⼊の構造に特徴はある
か、増収の取組を⾏っているか。
2/4
同
よ
り
⾼
い
成
果
程
度
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I
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予
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助成⾦の投⼊額
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多
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出場種⽬数
/助成⾦投⼊額
1位
4位
B
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C
3位
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F
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L
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P
17位
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T
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19位
17位
※「成績」の順位が⾼いほどメダル獲得数等が多く、「成
績/出場種⽬数/助成⾦投⼊額」の順位が⾼いほど少ない助
成⾦投⼊額で多くのメダル獲得等をしていることを⽰して
いる。※成績が0ポイントのNFは表から除いている。
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