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予算執行調査資料(総括調査票) (39 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mof.go.jp/policy/budget/topics/budget_execution_audit/fy2025/sy0706/0706b.html |
出典情報 | 令和7年度 予算執行調査資料(総括調査票)(6/27)《財務省》 |
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総括調査票
(11)博⼠課程学⽣への経済的⽀援(次世代研究者挑戦的研究プログラム(SPRING))
②調査の視点
3.都市部と地⽅との
⽐較
(1)都市部と地⽅とで
SP⽀援学⽣への⽀援額
に違いがあるか。
(2)都市部と地⽅とで
キャリアパス⽀援の取
組に違いがあるか。
④今後の改善点・検
討の⽅向性
③調査結果及びその分析
3.都市部と地⽅との⽐較
【図14】年間240万円以上の⽀援を受けたと答えた
(1)都市部と地⽅とでSP⽀援学⽣への⽀援額に違いがあるか。
○ 博⼠課程在籍者に対するアンケート調査の結果、「年間
240万円以上の⽀援を受けた」と答えたSP⽀援学⽣の割合は、
D1からD3(博⼠課程1年⽬から3年⽬)のいずれにおいて
も、都市⼤学(※)より地⽅⼤学(都市⼤学以外)の⽅が⾼
かった【図14】。
SP⽀援学⽣の割合(学年別)
15%
22%
21%
28%
D1
D2
都市⼤学
(3)都市部と地⽅とで
SP⽀援学⽣の就職率に
違いがあるか。
17%
21%
(※)都市⼤学︓三⼤都市圏(埼⽟県、千葉県、東京都、神奈川県、
愛知県、京都府、⼤阪府、兵庫県の8都府県)に所在する⼤学。
D3
地⽅⼤学
(2)都市部と地⽅とでキャリアパス⽀援の
取組に違いがあるか。
【図15】SP⽀援学⽣のうちキャリアパス 【図16】SP⽀援学⽣のうちキャリアパス
○ 博⼠課程在籍者に対するアンケート調査
⽀援の有無(都市⼤学)
⽀援の有無(地⽅⼤学)
の結果、都市⼤学より地⽅⼤学の⽅が
「キャリアパス⽀援を受けたことがある」
キャリアパス⽀
と回答したSP⽀援学⽣の割合が18ポイント
キャリアパス⽀
援を受けたこと
キャリアパス⽀
⾼かった【図15、図16】。
援を受けたこと
キャリアパス⽀
がない
援を受けたこと
○ 特に、都市⼤学においては「キャリアパ
がある
援を受けたこと
35%
がない
ス⽀援を受けたことがある」と回答した者
47%
がある
53%
が半数を下回った。
65%
(3)都市部と地⽅とでSP⽀援学⽣の就職率に違いがあるか。
○ 博⼠課程在籍者に対するアンケート調査の結果、既に修了等済みのSP⽀援学⽣のうち「キャリアパス⽀
援を受けたことがある」と回答した⽇本⼈等学⽣及び外国⼈留学⽣のいずれにおいても、地⽅⼤学より都
市⼤学の⽅が、⼤学以外(⺠間企業等)へ就職している割合が⾼かった【図17、図18】。
【図17】修了等済みSP⽀援学⽣の就職状況
【図18】修了等済みSP⽀援学⽣の就職状況
(⽇本⼈等学⽣)
34%
46%
57%
(外国⼈留学⽣)
54%
50%
63%
32%
9%
⼤学(除く⼤学病院) ⼤学以外(⺠間企業等)
都市⼤学
地⽅⼤学
22%
4%
就職していない
5/6
⼤学(除く⼤学病院) ⼤学以外(⺠間企業等)
都市⼤学
14% 14%
就職していない
3.都市部と地⽅との⽐較
(1)
○ 都市部は地⽅に⽐べ⽣活
費が⾼いと推測される⼀⽅、
都市⼤学において「年間
240万円以上の⽀援を受け
た」と答えた学⽣の割合が
低い点について、都市部と
地⽅とで⽣活環境を踏まえ
た⽀援が⾏われるよう改善
策を検討すべき。
(2)
○ 都市⼤学において「キャ
リアパス⽀援を受けたこと
がある」と回答した者の割
合が低い要因を分析した上
で、都市部の上記割合の上
昇に向けて改善策を検討す
べき。
(3)
○ 都市には⼤企業が多く地
⽅に⽐べ⺠間企業等への就
職の割合が⾼くなると推測
されるものの、地⽅⼤学は
都市⼤学と⽐較して⺠間企
業等へ就職している割合が
低い点について、地域の実
情を踏まえたキャリアパス
⽀援の在り⽅を再検討すべ
き。
地⽅⼤学
37
(11)博⼠課程学⽣への経済的⽀援(次世代研究者挑戦的研究プログラム(SPRING))
②調査の視点
3.都市部と地⽅との
⽐較
(1)都市部と地⽅とで
SP⽀援学⽣への⽀援額
に違いがあるか。
(2)都市部と地⽅とで
キャリアパス⽀援の取
組に違いがあるか。
④今後の改善点・検
討の⽅向性
③調査結果及びその分析
3.都市部と地⽅との⽐較
【図14】年間240万円以上の⽀援を受けたと答えた
(1)都市部と地⽅とでSP⽀援学⽣への⽀援額に違いがあるか。
○ 博⼠課程在籍者に対するアンケート調査の結果、「年間
240万円以上の⽀援を受けた」と答えたSP⽀援学⽣の割合は、
D1からD3(博⼠課程1年⽬から3年⽬)のいずれにおいて
も、都市⼤学(※)より地⽅⼤学(都市⼤学以外)の⽅が⾼
かった【図14】。
SP⽀援学⽣の割合(学年別)
15%
22%
21%
28%
D1
D2
都市⼤学
(3)都市部と地⽅とで
SP⽀援学⽣の就職率に
違いがあるか。
17%
21%
(※)都市⼤学︓三⼤都市圏(埼⽟県、千葉県、東京都、神奈川県、
愛知県、京都府、⼤阪府、兵庫県の8都府県)に所在する⼤学。
D3
地⽅⼤学
(2)都市部と地⽅とでキャリアパス⽀援の
取組に違いがあるか。
【図15】SP⽀援学⽣のうちキャリアパス 【図16】SP⽀援学⽣のうちキャリアパス
○ 博⼠課程在籍者に対するアンケート調査
⽀援の有無(都市⼤学)
⽀援の有無(地⽅⼤学)
の結果、都市⼤学より地⽅⼤学の⽅が
「キャリアパス⽀援を受けたことがある」
キャリアパス⽀
と回答したSP⽀援学⽣の割合が18ポイント
キャリアパス⽀
援を受けたこと
キャリアパス⽀
⾼かった【図15、図16】。
援を受けたこと
キャリアパス⽀
がない
援を受けたこと
○ 特に、都市⼤学においては「キャリアパ
がある
援を受けたこと
35%
がない
ス⽀援を受けたことがある」と回答した者
47%
がある
53%
が半数を下回った。
65%
(3)都市部と地⽅とでSP⽀援学⽣の就職率に違いがあるか。
○ 博⼠課程在籍者に対するアンケート調査の結果、既に修了等済みのSP⽀援学⽣のうち「キャリアパス⽀
援を受けたことがある」と回答した⽇本⼈等学⽣及び外国⼈留学⽣のいずれにおいても、地⽅⼤学より都
市⼤学の⽅が、⼤学以外(⺠間企業等)へ就職している割合が⾼かった【図17、図18】。
【図17】修了等済みSP⽀援学⽣の就職状況
【図18】修了等済みSP⽀援学⽣の就職状況
(⽇本⼈等学⽣)
34%
46%
57%
(外国⼈留学⽣)
54%
50%
63%
32%
9%
⼤学(除く⼤学病院) ⼤学以外(⺠間企業等)
都市⼤学
地⽅⼤学
22%
4%
就職していない
5/6
⼤学(除く⼤学病院) ⼤学以外(⺠間企業等)
都市⼤学
14% 14%
就職していない
3.都市部と地⽅との⽐較
(1)
○ 都市部は地⽅に⽐べ⽣活
費が⾼いと推測される⼀⽅、
都市⼤学において「年間
240万円以上の⽀援を受け
た」と答えた学⽣の割合が
低い点について、都市部と
地⽅とで⽣活環境を踏まえ
た⽀援が⾏われるよう改善
策を検討すべき。
(2)
○ 都市⼤学において「キャ
リアパス⽀援を受けたこと
がある」と回答した者の割
合が低い要因を分析した上
で、都市部の上記割合の上
昇に向けて改善策を検討す
べき。
(3)
○ 都市には⼤企業が多く地
⽅に⽐べ⺠間企業等への就
職の割合が⾼くなると推測
されるものの、地⽅⼤学は
都市⼤学と⽐較して⺠間企
業等へ就職している割合が
低い点について、地域の実
情を踏まえたキャリアパス
⽀援の在り⽅を再検討すべ
き。
地⽅⼤学
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