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予算執行調査資料(総括調査票) (35 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mof.go.jp/policy/budget/topics/budget_execution_audit/fy2025/sy0706/0706b.html |
出典情報 | 令和7年度 予算執行調査資料(総括調査票)(6/27)《財務省》 |
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総括調査票
(11)博⼠課程学⽣への経済的⽀援(次世代研究者挑戦的研究プログラム(SPRING))
府省名
⽂部科学省
調査対象予算額
組織
⽂部科学本省
会計
項
研究振興費
⽬
創発的研究推進基⾦補助⾦
調査主体
本省調査
⼀般会計
令和5年度補正(第1号)︓49,901百万円
(参考 令和7年度︓ー)
ほか
1/6
①調査事案の概要
【事案の概要】
○ 「統合イノベーション戦略2020」(令和2年7⽉17⽇閣議決定)において、博⼠課程学⽣や若⼿
研究者をはじめとする優れた研究者等の雇⽤及び研究活動の継続等への⽀援に取り組むこととされ
た。さらに、「第6期科学技術・イノベーション基本計画」(令和3年3⽉26⽇閣議決定)におい
ては、⽣活費相当額程度を受給する博⼠課程学⽣を、2025年度までに従来(平成30年度)の3倍
(約22,500⼈)に増加させること、また、将来的に、希望する優秀な博⼠課程学⽣全てが⽣活費相
当額(年間180万円以上)を受給することが⽬標として明記された。
○ これまで国⽴研究開発法⼈科学技術振興機構(JST)、独⽴⾏政法⼈⽇本学術振興会(JSPS)等
において博⼠課程学⽣への経済的⽀援【図1】を実施してきたところ、このうち、令和3年度から
各⼤学に対して博⼠課程学⽣の⽣活費相当額・研究費及び博⼠⼈材のキャリアパス整備費を⽀援し
ている「次世代研究者挑戦的研究プログラム(SPRING)」(JST事業)について、外国⼈留学⽣
と外国⼈留学⽣以外(以下「⽇本⼈等学⽣」という。)との⽐較も含めた以下の問題意識から、効
果的・効率的な⽀援の在り⽅を検証した。
【問題意識】
論
点
項⽬
主な内容
1.キャリアパス
⽀援の効果
(1)キャリアパス⽀援の効果として、就職率が上昇しているか。
(2)キャリアパス⽀援の効果として、学問分野別の就職率が上昇
しているか。
(3)各⼤学で効果的・効率的なキャリアパス⽀援が実施されて
いるか。
2.外国⼈留学⽣の
割合
(1)SP⽀援学⽣である外国⼈留学⽣の国籍に偏りがないか。
(2)キャリアパス⽀援を受けた外国⼈留学⽣は、⽇本国内で就職
しているか。
3.都市部と地⽅
との⽐較
(1)都市部と地⽅とでSP⽀援学⽣への⽀援額に違いがあるか。
(2)都市部と地⽅とでキャリアパス⽀援の取組に違いがあるか。
(3)都市部と地⽅とでSP⽀援学⽣の就職率に違いがあるか。
4.効果的・効率的
な学⽣への⽀援
(1)優秀なSP⽀援学⽣への上乗せ⽀援等を⾏っているか。
(2)SPRINGと⼤学独⾃の⽀援メニュー等との組合せが効果的・
効率的に⾏われているか。
【調査対象先】
対象先
調査対象年度
調査対象先数
⼤学向け
調査票
・令和2年度
令和3年度にSPRINGに採択され、かつ
・令和3年度
令和6年度にもSPRINGに採択されて継
・令和4年度
続的にキャリアパス⽀援を実施している
・令和5年度
⼤学(以下「SP採択⼤学」という。)
・令和6年度
59⼤学
学⽣向け
アンケート
令和6年度にSP採択⼤学の博⼠課程に
在籍していた者(令和4年度、5年度⼜ ・令和4年度
は6年度にSPRING⽀援に選抜された者 ・令和5年度
(以下「SP⽀援学⽣」という。)を含 ・令和6年度
む。)
令和6年度博⼠課程在籍者
56,308名のうち
回答があった7,728名(※)
(※)学⽣向けアンケートの調査対象先数の内訳は、令和6年度博⼠課程在籍者56,308名のうち
⽇本⼈等学⽣37,912名、外国⼈留学⽣18,396名であり、このうちSP⽀援学⽣は10,125名。
回答があった7,728名のうち⽇本⼈等学⽣5,674名、外国⼈留学⽣2,054名であり、このう
ちSP⽀援学⽣は3,702名。
【図1】博⼠課程学⽣の主な経済的⽀援
(出所)「次世代研究者挑戦的研究プログラム」ホームページ
33
(11)博⼠課程学⽣への経済的⽀援(次世代研究者挑戦的研究プログラム(SPRING))
府省名
⽂部科学省
調査対象予算額
組織
⽂部科学本省
会計
項
研究振興費
⽬
創発的研究推進基⾦補助⾦
調査主体
本省調査
⼀般会計
令和5年度補正(第1号)︓49,901百万円
(参考 令和7年度︓ー)
ほか
1/6
①調査事案の概要
【事案の概要】
○ 「統合イノベーション戦略2020」(令和2年7⽉17⽇閣議決定)において、博⼠課程学⽣や若⼿
研究者をはじめとする優れた研究者等の雇⽤及び研究活動の継続等への⽀援に取り組むこととされ
た。さらに、「第6期科学技術・イノベーション基本計画」(令和3年3⽉26⽇閣議決定)におい
ては、⽣活費相当額程度を受給する博⼠課程学⽣を、2025年度までに従来(平成30年度)の3倍
(約22,500⼈)に増加させること、また、将来的に、希望する優秀な博⼠課程学⽣全てが⽣活費相
当額(年間180万円以上)を受給することが⽬標として明記された。
○ これまで国⽴研究開発法⼈科学技術振興機構(JST)、独⽴⾏政法⼈⽇本学術振興会(JSPS)等
において博⼠課程学⽣への経済的⽀援【図1】を実施してきたところ、このうち、令和3年度から
各⼤学に対して博⼠課程学⽣の⽣活費相当額・研究費及び博⼠⼈材のキャリアパス整備費を⽀援し
ている「次世代研究者挑戦的研究プログラム(SPRING)」(JST事業)について、外国⼈留学⽣
と外国⼈留学⽣以外(以下「⽇本⼈等学⽣」という。)との⽐較も含めた以下の問題意識から、効
果的・効率的な⽀援の在り⽅を検証した。
【問題意識】
論
点
項⽬
主な内容
1.キャリアパス
⽀援の効果
(1)キャリアパス⽀援の効果として、就職率が上昇しているか。
(2)キャリアパス⽀援の効果として、学問分野別の就職率が上昇
しているか。
(3)各⼤学で効果的・効率的なキャリアパス⽀援が実施されて
いるか。
2.外国⼈留学⽣の
割合
(1)SP⽀援学⽣である外国⼈留学⽣の国籍に偏りがないか。
(2)キャリアパス⽀援を受けた外国⼈留学⽣は、⽇本国内で就職
しているか。
3.都市部と地⽅
との⽐較
(1)都市部と地⽅とでSP⽀援学⽣への⽀援額に違いがあるか。
(2)都市部と地⽅とでキャリアパス⽀援の取組に違いがあるか。
(3)都市部と地⽅とでSP⽀援学⽣の就職率に違いがあるか。
4.効果的・効率的
な学⽣への⽀援
(1)優秀なSP⽀援学⽣への上乗せ⽀援等を⾏っているか。
(2)SPRINGと⼤学独⾃の⽀援メニュー等との組合せが効果的・
効率的に⾏われているか。
【調査対象先】
対象先
調査対象年度
調査対象先数
⼤学向け
調査票
・令和2年度
令和3年度にSPRINGに採択され、かつ
・令和3年度
令和6年度にもSPRINGに採択されて継
・令和4年度
続的にキャリアパス⽀援を実施している
・令和5年度
⼤学(以下「SP採択⼤学」という。)
・令和6年度
59⼤学
学⽣向け
アンケート
令和6年度にSP採択⼤学の博⼠課程に
在籍していた者(令和4年度、5年度⼜ ・令和4年度
は6年度にSPRING⽀援に選抜された者 ・令和5年度
(以下「SP⽀援学⽣」という。)を含 ・令和6年度
む。)
令和6年度博⼠課程在籍者
56,308名のうち
回答があった7,728名(※)
(※)学⽣向けアンケートの調査対象先数の内訳は、令和6年度博⼠課程在籍者56,308名のうち
⽇本⼈等学⽣37,912名、外国⼈留学⽣18,396名であり、このうちSP⽀援学⽣は10,125名。
回答があった7,728名のうち⽇本⼈等学⽣5,674名、外国⼈留学⽣2,054名であり、このう
ちSP⽀援学⽣は3,702名。
【図1】博⼠課程学⽣の主な経済的⽀援
(出所)「次世代研究者挑戦的研究プログラム」ホームページ
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