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予算執行調査資料(総括調査票) (58 ページ)

公開元URL https://www.mof.go.jp/policy/budget/topics/budget_execution_audit/fy2025/sy0706/0706b.html
出典情報 令和7年度 予算執行調査資料(総括調査票)(6/27)《財務省》
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(17)森林・林業担い⼿育成総合対策

総括調査票

府省名

組織

農林⽔産省

調査対象予算額

林野庁

会計

⼀般会計

令和5年度(補正後)︓5,001百万円 ほか
(参考 令和7年度︓4,725百万円)

1/3



林業振興対策費



林業振興事業費補助⾦ほか

調査主体

本省と東北財務局の共同調査

①調査事案の概要
【事業の概要】
○林業への就業と定着化及び労働安全の向上を図るため、新規就業者への体系的な研修(フォレストワーカー研修)や林業⼤学校で学ぶ就業前の⻘年への給付⾦
給付、⾼校⽣の就業や⼥性活躍の促進、現場技能者のキャリアアップ等の取組を⽀援している。
○うち、「緑の雇⽤」担い⼿確保⽀援事業(以下「緑の雇⽤」という。)として、フォレストワーカー研修(以下「FW研修」という。)では、安全で効率的な知
識・技術・技能を習得するため、新規就業者に対する3年間の研修実施を⽀援(1⼈当たり約137万円/年)しているほか、トライアル雇⽤では、就業希望者が林
業の作業実態や就労条件についての理解を深め、林業への適性を確認するために3か⽉の
【図1】予算額とFW研修⽣数の推移
研修を⽀援している(1⼈当たり約9万円/⽉×最⼤3か⽉)。
(⼈)

【事業イメージ】
就業ガイダンス
就業時のマッチング
トライアル雇⽤

(約9万円/⽉ ×最⼤3か⽉)

林業への就業

フォレストワーカー研修
(約137 万円/年・⼈)

フォレストリーダー研修

(億円)

事業の仕組み
国費の流れ
(令和5年度)
11.1億円

国(林野庁)
42.7億円

全国森林組合連合会
(事業実施主体)

集合研修、監督・検査、
安全指導等の実施
都道府県森林組合連合会、
林業労働⼒確保⽀援センター等

24.9億円
実地研修
を⽀援

【図2】林業における新規就業者数の推移
(千⼈)

監督・検査、
安全指導

林業経営体

(約9万円/年・⼈)

フォレストマネージャー研修
(約9万円/年・⼈)

多能⼯化研修

(約9万円/⽉ ×最⼤2か⽉ 等)

出典︓林野庁業務資料

【調査の背景】
○FW研修では、年間30⽇程度の集合研修に加えて実地研修を3年間⾏うため、1⼈当たりの⽀援額は約400万円程度となってお
り、研修⽣の定着率の維持・改善は、予算の有効活⽤につながる。平成15年の事業開始以来、令和5年度末までに22,800⼈以上
の新規就業者が当該研修を利⽤し、新規就業者の確保・定着に貢献し、新規就業者の約2割程度を本事業の研修修了者が占めて
いる。
○FW研修が林業従事者の確保・定着の主要なルートとなっている中で、現状の運⽤が研修⽣の定着率改善に適切に機能している
かを明らかにし、より効果的な予算の執⾏へつなげることを⽬的に本調査(アンケート調査及び実地調査)を実施した。

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