④行動障害の有無
・やむを得ない事由による措置や市区町村長申し立て、虐待の程度ともに、統計的な有
意差はみられなかった。
表 4-13

重篤ケースの分析（行動障害の有無）

やむを得ない事由による措置
適用

非適用

有意差

市区町村長申立て
適用

非適用

有意差

件数
49
2,236
65
2,220
全体
構成比
100%
100%
100%
100%
強い行動障害がある（区分３、行 件数
2
222
13
211
動関連項目10点以上）
構成比
4.1%
9.9%
20.0%
9.5%
認定調査は受けていないが、強 件数
1
35
1
35
い行動障害がある
構成比
2.0%
1.6%
1.5%
1.6%
件数
5
351
12
344
行動障害がある
(*)
構成比
10.2%
15.7%
18.5%
15.5%
件数
41
1,579
36
1,584
行動障害がない
構成比
83.7%
70.6%
55.4%
71.4%
件数
0
49
3
46
行動障害の有無不明
構成比
0.0%
2.2%
4.6%
2.1%
※有意差：期待度数が1未満のセルがある場合、または、5未満のセルが20%以上の場合には( )で表示

虐待の程度
重度

中軽度

276
100%
35
12.7%
6
2.2%
48
17.4%
179
64.9%
8
2.9%

有意差

2,009
100%
189
9.4%
30
1.5%
308
15.3%
1,441
71.7%
41
2.0%

⑤虐待者の続柄
・やむを得ない事由による措置では、統計的な有意差はみられなかった。
・市区町村長申立て適用ケースでは、非適用ケースと比較すると、夫の割合が有意に低
く、兄弟の割合は有意に高くなっている。
・虐待の程度においても、夫の割合が有意に低く、兄弟の割合は有意に高くなっている。
表 4-14

重篤ケースの分析（虐待者の続柄）

やむを得ない事由による措置
適用

非適用

有意差

市区町村長申立て
適用

非適用

有意差

件数
49
2,236
65
2,220
全体
構成比
100%
100%
100%
100%
件数
12
569
12
569
父
構成比
24.5%
25.4%
18.5%
25.6%
件数
15
594
19
590
母
構成比
30.6%
26.6%
29.2%
26.6%
件数
2
393 *
1
394 ***
夫
構成比
4.1%
17.6%
1.5%
17.7%
件数
4
80
0
84
妻
構成比
8.2%
3.6%
0.0%
3.8%
件数
1
86
1
86
息子
構成比
2.0%
3.8%
1.5%
3.9%
件数
2
43
2
43
娘
構成比
4.1%
1.9%
3.1%
1.9%
件数
0
2
0
2
息子の配偶者（嫁）
構成比
0.0%
0.1%
0.0%
0.1%
件数
0
1
0
1
娘の配偶者（婿）
構成比
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
件数
8
267
16
259 **
兄弟
構成比
16.3%
11.9%
24.6%
11.7%
件数
1
109
13
97 (***)
姉妹
構成比
2.0%
4.9%
20.0%
4.4%
件数
0
10
1
9
祖父
構成比
0.0%
0.4%
1.5%
0.4%
件数
0
11
0
11
祖母
構成比
0.0%
0.5%
0.0%
0.5%
件数
10
230 *
12
228 *
その他
構成比
20.4%
10.3%
18.5%
10.3%
※有意差：期待度数が1未満のセルがある場合、または、5未満のセルが20%以上の場合には( )で表示

63

虐待の程度
重度

276
100%
71
25.7%
83
30.1%
30
10.9%
8
2.9%
11
4.0%
5
1.8%
0
0.0%
0
0.0%
47
17.0%
20
7.2%
0
0.0%
3
1.1%
33
12.0%

中軽度

有意差

2,009
100%
510
25.4%
526
26.2%
365 **
18.2%
76
3.8%
74
3.7%
40
2.0%
2
0.1%
1
0.0%
228 **
11.3%
87 *
4.3%
10
0.5%
8
0.4%
190
9.5%