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資料2-2 令和6年度業務実績評価書(案) (71 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59536.html
出典情報 独立行政法人評価に関する有識者会議 地域医療機能推進WG(第13回 7/25)《厚生労働省》
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3.各事業年度の業務に係る目標、計画、業務実績、年度評価に係る自己評価
法人の業務実績・自己評価
中期目標

中期計画

年度計画

主な評価指標

主務大臣による評価
業務実績

り組む。
さらに、メ
ディカルス
タッフや事
務職といっ
た職種にか
かわらず、質
の高い人材
を確保して
いくため、職
種横断的な
研修体系へ
の見直しを
行い、職員
全体の質の
底上げへ取
り組む。具体
的には、JC
HOが財政
的に自立し
た運営を目
指す中で、病
院の各部門
が一体とな
って経営改
善に取り組
めるよう、
職種横断的
な経営分析
や組織マネ
ジメントに
関する実践
的な研修を
実施するこ
とにより、自
院の現状を
正しく理解
し経営戦略
を立案でき
る人材の育
成に取り組
む。

検討を行う。
さらに、メ
ディカルス
タッフや事
務職といっ
た職種にか
かわらず、質
の高い人材
を確保して
いくため、職
種横断的な
研修体系へ
の見直しを
行い、職員全
体の質の底
上げへ取り
組む。具体的
には、JCH
Oが財政的
に自立した
運営を目指
す中で、病院
の各部門が
一体となっ
て経営改善
に取り組め
るよう、職種
横断的な経
営分析や組
織マネジメ
ントに関す
る実践的な
研修を実施
することに
より、自院の
現状を正し
く理解し経
営戦略を立
案できる人
材の育成に
取り組む。

・やばいぞ、目標数値に手が届かない「入退院支援加算Ⅰ」からうまれたチーム力
上半期が終わろうとしている 9月、
「今年度、各病院が取り組むべき課題」に、入退院支援加算Ⅰの
算定率 56.3%の達成が挙げられていることを、医事課よりカミングアウトされた。その時点での平均
算定率は累計 49.5%であり、まさに寝耳に水だった。残りの下半期で挽回するために当部署を中心に、
多職種と協働して解決するシカない!と走り出した。
数値目標達成の達成度は、入退院支援加算Ⅰの算定率が、対策前後で平均 49.5%から 63.1%に増加。
年間 56.3%の目標も達成できた。昨年度より1年間で 283 万円の収益増となった。(大和郡山病院)
・12 誘導心電図における至急判読運用の再構築と判読業務の効率化を図る
九州病院では、各部署が自主的に QC(Quality Control)手法を活用しながら問題点を抽出・改善す
る TQM( Total Quality Management)活動を 17 年前より積極的に取り組んでおり、病院全体で医療・
サービスの質を継続的に向上することを目指している。昨年度、中央検査室(以下検査室)と循環器内
科が共同で行った TQM 活動が成果を上げたため報告する。
取組みの結果、至急扱いとなった判読件数は 81%減少し、目標を達成することができた。アンケート
でも、至急判読が負担に感じる割合が技師で 55%、医師で 42%減少と改善がみられた。(九州病院)
・プレアボイドを用いた医師インシデント報告率の増加に向けた取り組み
医療安全の透明性を確保するには医師のインシデント報告件数を全体の1割以上にすることが望ま
しいとされる。しかしながら、当院における過去数年間の医師報告件数は全体の約4%程度に留まって
おり、今まで医局会などで協力を呼びかけるも反応は鈍かった。薬剤部のプレアボイド報告を用いて
Lv0 の医師インシデント報告を促し、2023.9 より薬剤部、医療安全管理部および医局で連携し、毎月の
プレアボイド報告を Lv0 のインシデントとして院内メールで医師に報告を促した。
その結果、医師が報告すべきインシデントをプレアボイドにより定めたことで、医師インシデント報
告率は増加した。また、当院の薬剤部、医療安全管理部及び医局による多職種連携によって、医師らの
インシデント報告に対する意識を変えることができた。(久留米総合病院)
【優秀ポスター賞】
・多職種でやろう!休日リハビリテーションの輪
~3歩すすんで2歩さがらないリハビリテーションを目指して~
当院は、一般急性期病棟・地域包括ケア病床・回復期リハビリテーション病棟を有している。一般
急性期病棟・地域包括ケア病床では、施設基準上、休日にリハビリテーションを行う体制が整ってお
らず、管理者らは休日に ADL を低下しやすい状況を改善したいと考えていた。同じく、PT・OT も休
日にリハビリテーションを十分に行うことができず、休日明けに患者の ADL が後退していることに日
頃からジレンマを感じていた。同じフロアーにある A・B 病棟の管理者らは、業務改善して安定した
休日リハビリテーションをできるようにしたいと考え、チームを発足した。
実施の結果、休日リハビリテーションを受けた患者より、内容がわかりやすく自主トレの参考にな
った、体を動かす機会ができてよかった等の一定の評価を得ることができた。(湯河原病院)

70

自己評価
評定