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資料2-2 令和6年度業務実績評価書(案) (109 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59536.html
出典情報 独立行政法人評価に関する有識者会議 地域医療機能推進WG(第13回 7/25)《厚生労働省》
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《看護職員確保対策の推進》
令和6年度は、各病院が看護職員確保につなげることを支援するためのパンフレットを本
部において刷新し、各病院に送付したほか、本部のホームページにおいて、JCHO内看護
職へのインタビュー動画を掲載し、JCHOの魅力の発信を行っている。また、看護学生向
けの就職情報サイトに本部として掲載することで、これまで掲載されていなかった病院を含
め、57 全ての病院の採用募集等を掲載した。さらに、全国5か所の合同就職説明会へ本部
としての出展や、掲載契約をしていない就職情報サイトについても監修協力を行う等、JC
HOの知名度向上に努めた。
JCHO内においては、2校(対令和5年度比△3校)で 82 人(対令和5年度比△73 人)
の卒業生のうち 79.3%に当たる 65 名がJCHO病院へ就職している。さらにJCHOの奨
学金制度について、令和6年度は 35 病院で 303 名に貸与し、貸与した卒業者(161 名)の
うち、146 名(90.7%)がJCHO病院へ就職した。
《看護職員の適切な配置、離職防止》
各病院においては、職員に対し意向調査や面接を行い、育児や夜勤体制の希望等に配慮し
た配置を行った。JCHO内では、臨時の欠員等で看護職員の数が不足している病院に対し
て近隣の病院から看護師を派遣する体制を整えている。令和6年度は 13 病院が、11 病院に
対して合計 52 人(令和5年度比+35 人)の看護師を派遣した。
また、専門性の高い看護師(診療看護師・専門看護師・認定看護師)に対し、処遇面の評
価として手当を支給しているほか、令和6年度は新たにキャリア相談に対応する等の役割を
担う「キャリアアドバイザー」の認定に向けた研修を実施するなど、看護職が継続して活躍
できる体制の整備に取り組んでいる。
【具体的な取組例】
・育休明けの看護師には、夜勤免除のための育児短時間活用を推進した。(相模野病院)
・看護師と介護福祉士が病棟において、業務を円滑にかつ相互の職種を尊重したタスクシ
ェアが行えるよう支援することを目的としたタスクシェア委員会を発足させ、課題を検
討する場を設置し働きやすい環境を整えた。(中京病院)
・意向調査を実施し、仕事に対するやりがいや将来のキャリアプランの有無等を毎年書面
で確認し、意向調査をもとに人事を検討している。(湯布院病院)

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