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資料2-2 令和6年度業務実績評価書(案) (101 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59536.html
出典情報 独立行政法人評価に関する有識者会議 地域医療機能推進WG(第13回 7/25)《厚生労働省》
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3.各事業年度の業務に係る目標、計画、業務実績、年度評価に係る自己評価
法人の業務実績・自己評価
中期目標

中期計画

年度計画

主な評価指標

主務大臣による評価
業務実績




経営の改 1

各病院の収
支改善に取り
組み、財政的に
自立した運営
の下、健全な経
営を行うこと。

また、経常収
支 率 が 100 %
未満となるな
ど、経営等に課
題のある病院
に対して、本
部が必要に応
じて支援を行
うこと。
〇 評価にお
ける指標
経営の改善
に関する評価
について、以下
の指標を設定
する。中期目標
期間の各年度
の損益計算に
おいて、JCH
O全体として
経常収支率(経
常収益 ※ ÷ 経常
費 用 ×100 ) を
前年度より上
回ることとす
る。ただし、前
年度の経常収
支率が 100%

経営の改 1

経営の改


各病院の収
支改善に取り
組み、JCHO
全体として、中
期目標期間の
各年度の損益
計算において、
経常収支率を
前年度より上
回ることとす
る。
また、経常収
支 率 が 100 %
未満となるな
ど、経営等に課
題のある病院
に対して、本
部が必要に応
じて支援を行
う。
〇 評価にお
ける指標
中期目標期
間の各年度の
損益計算にお
いて、JCHO
全体として経
常収支率(経
常収益 ※ ÷ 経常
費 用 ×100 ) を
前年度より上
回ることとす
る。ただし、前
年度の経常収
支 率 が 100 %
以上であった
場 合 に は 、
100%以上の経
常収支率とす


各病院の収
支改善に取り
組み、JCHO
全体として、損
益計算におい
て、経常収支率
を前年度より
上回ることと
する。

また、経常収
支率が100%未
満となるなど、
経営等に課題
のある病院に
対して、本部が
必要に応じて
支援を行う。



数値目標

令和6年度
の損益計算に
おいて、JCH
O全体として
経常収支率(経
常収益 ※ ÷ 経常
費 用 ×100 ) を
前年度より上
回ることとす
る。ただし、前
年度の経常収
支率が100%以
上であった場
合には、100%
以上の経常収
支率とする。

<主な定量的指標>
経常収支率
<その他の指標>
なし
<評価の視点>
経常収支率
について、中期
計画及び年度
計画に掲げる
目標を達成し
ているか

自己評価

1 経営の改善
年度計画の目標
評定
収益面においては、救急患者の受入強化、地域の医療機関との連携強化や診療報酬にかか を達成した。
る算定項目の取得強化等に取り組み、増収を図った。
費用面においては、医薬品について令和6年 10 月調達分より本部一括での共同調達を再
開し費用の抑制を図ったほか、国立病院機構他3団体と共同で大型医療機器の共同入札を実
施したことにより効率的な設備整備を実現した。また、令和6年度も引き続き国立大学病院
長会議等の4団体における診療材料の共同調達に参画し、より一層の費用節減及び適切な価
格による安定調達に努めている。
さらに、委託費等の削減が必要な病院に対して個別支援を実施し(令和6年度は計7病院
実施)、令和6年度は約 3,300 万円の削減効果を上げた。その他、各病院に「経営改善のため
に取り組むべき課題」として、収益の確保を目的とした課題を示して進捗状況を確認し、経
営改善の取組が不十分な病院に対して助言、指導等を行った。
物価上昇が続き、賃上げへの対応も求められる中であったが、これらの取組を行った結果、
入院・外来ともに医業収益が増加し、医業収支は令和5年度と比べ 0.6 ポイント(+17 億円)
改善した。また、経常収支(令和5年度の新型コロナ感染症への対応に関連した補助金等を
除く)は令和5年度と比べ 21 億円改善し、経常収支率は令和5年度を 0.6 ポイント上回っ
た。
【各年度の経常収支・経常収支率】
5年度

6年度

経常収益

3,963 億円

4,033 億円

経常費用

3,970 億円

4,092 億円

経常損益(経常収支)(A)

△7.5 億円

△59 億円

うちコロナ関連補助金(B)

73 億円

0.2 億円

経常損益(経常収支)(A-B)

△80 億円

△59 億円

98.0%

98.6%

経常利益率(経常収支率)

100