資料2-2 令和6年度業務実績評価書(案) (54 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59536.html |
出典情報 | 独立行政法人評価に関する有識者会議 地域医療機能推進WG(第13回 7/25)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
法人の業務実績・自己評価
中期目標
中期計画
年度計画
主な評価指標
主務大臣による評価
業務実績
病院の患者
満足度調査及
び老健施設の
利用者満足度
調査について、
中期計画及び
年度計画に掲
げる目標を達
成しているか
自己評価
《患者・利用者満足度調査》
病院の患者満足
〇患者・利用者満足度調査の結果
度調査について
※
57 全ての病院、23 全て の老健施設で、患者・利用者満足度調査を実施した。病院の患者満足度調査の は、年度計画の目
「総合評価」において、入院患者及び外来患者の平均得点は入院で 4.47、外来で 4.21 であり、目標値を 標を達成した。
上回った。
また、老健施設の利用者満足度調査の「総合評価」において、入所者及び通所者の平均得点は入所で 4.30、
通所で 4.33 であり、目標値を下回った。但し、病院・老健とも令和6年度の患者満足度調査より設問およ 老 健 施 設 の 利 用
び回答選択肢の変更を行ったため、一概に令和5年度実績に基づいた目標値と比較することは難しい。
者満足度調査に
病院を対象とした調査において、特に『面会時間』、『食事』、『診察までの待ち時間』の満足度の評 ついては、令和6
価が低い結果となった。
年度より設問及
また、老健施設を対象とした調査において、特に『面会時間』、『食事』、『行事・レクリエーション』 び 回 答 選 択 肢 の
の満足度の評価が低い結果となった。
変更を行ったた
病院、老健施設に共通している『食事』については、地域医療機能推進学会栄養部会と本部による意見 め、前年度実績に
交換をもとに、JCHO57 病院の管理栄養士を対象とした現状調査を実施する等、法人全体として課題の 基 づ い た 目 標 値
抽出と改善に取り組んでいる。また、『面会』については、1回あたりの面会可能時間を感染症流行前と と 一 概 に 比 較 す
同様までに戻している病院は 57 病院中6病院(10.5%)、老健施設では 23 全ての施設で制限を行ってい る こ と は 困 難 で
る状況であり、各施設で感染対策を継続しつつ満足度を上げるための取り組みを実施している。
あるが、年度計画
の目標は未達成
※令和6年 10 月1日時点
であった。
【病院及び施設全体の満足度】
目標値
「当院(当施設)を 入院 4.45
親しい方にすすめ
るか」の設問(=総 外来 4.20
合評価)における 入所 4.46
平均得点
通所 4.54
6年度
入院 4.47
外来 4.21
入所 4.30
通所 4.33
【病院における主な取組事例】
・ 挨拶の実施に関する強化期間を設け、接遇の向上に努めた。(うつのみや病院)
・ 看護師間の引継ぎについて、電子カルテの申し送り機能を活用し、次の勤務へ申し送りたいことと一
定期間継続して申し送りたいことを分けて記入するよう項目を統一する等の工夫を行った。(九州病
院)
・ 病院外来アプリを導入し院外でも待ち時間がわかるような取り組みを行っている。さらに毎月医師毎
の待ち時間を委員会内で共有して改善に努めている。(東京山手メディカルセンター)
・ 面会時間について、14 時から 16 時のほか、ご家族の就業時間を考慮して 18 時から 20 時に夜間面
会を設定した。(三島総合病院)
・ 外来採血待ち時間短縮のため、自動採血スピッツ作成機の導入と、検査技師の増員を行ったことによ
り、待ち時間が短縮した。(天草中央総合病院)
53