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資料2-2 令和6年度業務実績評価書(案) (42 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59536.html
出典情報 独立行政法人評価に関する有識者会議 地域医療機能推進WG(第13回 7/25)《厚生労働省》
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3.各事業年度の業務に係る目標、計画、業務実績、年度評価に係る自己評価
法人の業務実績・自己評価
中期目標

中期計画

年度計画

主な評価指標

主務大臣による評価
業務実績

自己評価

《老健施設》
評定
〇在宅復帰の支援
全国の在宅復帰
病院に併設されている特色を活かし、医療ニーズの高い者を積極的に受け入れや在宅生活を想 率を上回る水準
定したリハビリテーションの提供等により在宅復帰支援を実施し、在宅復帰率は平均 52.0%※1と となっている
なった。全国の在宅復帰率 41.3%※2 と比較して、高い水準となっている。
また、在宅復帰率が 50%超の施設割合は 60.0%であり、こちらも全国の 38.5%※2 と比較し、
高い割合となっている。
入所前後から、退所を目的として退所後生活する居宅を訪問し、施設サービス計画の策定及び
診療方針の決定を行った場合に算定できる入所前後訪問指導加算Ⅰ及びⅡについて、老健施設入
所者に対する算定割合は令和6年度 5.2%(対令和5年度比+0.6%)※3で、全国の 3.2%※4より
高い割合となっており、高い水準にある在宅復帰率にも繋がっている。
※1 令和6年4月【前6カ月(令和5年 10 月~令和6年3月)】の在宅復帰率
※2 出典:令和6年度老人保健事業推進費等補助金(老人保健健康増進等事業)
「介護老人保健
施設利用者等に対する急変時等の治療方針に関する意思決定支援にかかる調査研究事業報告
書」,P11(全国老人保健施設協会) 令和6年 10 月【前6カ月(令和6年4月~9月)】の
在宅復帰率
※3 年間の加算算定件数/毎月の老健入所者実人数の年間累計
※4 令和5年度介護給付費等実態統計

年間の加算算定件数/毎月の受給者数の年間累計

【主な取組事例】
・併設病院の売店から移動販売に来てもらい、売り場までの移動、品物の選択、計算等の一連の
流れを実践出来る機会を作っている。回数を重ねることで、利用者によっては、予定金額の中
で計画的に買い物ができるようになり、自信がつき精神面での改善や満足感を得られている。
(宇和島病院附属介護老人保健施設)
○個別のニーズに寄り添った支援
地域の実情に応じた介護ニーズ等を踏まえ、認知症対策を強化したり、看取り対応を充実させ
たりする等、個別のニーズに対応できるよう体制を強化した。
ACP(アドバンス・ケア・プランニング)について施設内研修を 25 全ての老健施設のうち、
17 施設(68.0%)において実施しており、全国よりも高い割合で実施している(全国での実施割
合は 36.3%)※5。施設での看取りを希望された場合においても、利用者や家族等のニーズを汲み
取り、寄り添ったケアの提供に取り組んだ。
※5 出典:令和6年度老人保健事業推進費等補助金(老人保健健康増進等事業)
「介護老人保健
施設利用者等に対する急変時等の治療方針に関する意思決定支援にかかる調査研究事業報
告書」,P49(全国老人保健施設協会)

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