資料2-2 令和6年度業務実績評価書(案) (22 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59536.html |
出典情報 | 独立行政法人評価に関する有識者会議 地域医療機能推進WG(第13回 7/25)《厚生労働省》 |
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法人の業務実績・自己評価
中期目標
中期計画
年度計画
主な評価指標
主務大臣による評価
業務実績
自己評価
《小児医療》
○患者数
令和6年4月1日現在で 35 病院(対令和5年度比±0病院)が小児科を標榜している。また、その
うち 21 病院においては、地域の小児救急輪番に参加しているなど小児救急医療体制も構築している。
令和6年度の救急車による小児救急患者の受入数は 4,741 人(対令和5年度比△770 人)であった。
【主な取組事例】
・二次、三次救急を主に地域の小児救急体制を担い、夜間診療もおこなっており、小児集中治療分野
では、小児の血液浄化療法や ECMO も実施し、地域の小児医療の最後の砦を担っている。また、福岡
県の在宅療養児一時受入支援事業への参加及び小児等地域療育支援病院として機能している。さらに、
小児循環器分野では、北九州市内福岡県内のみならず、近隣の山口県、大分県、佐賀県、長崎県から
先天性心臓病の患者を多数受入れている。(九州病院)
訪問看護体
制や在宅療養
患者の受入体
制強化など、在
宅医療への支
援に取り組ん
でいるか
《訪問看護》
年度計画の目標
〇在宅療養支援
を達成した。
令和6年度は、訪問看護ステーションを 40 施設(対令和5年度比±0 施設)運営し、病院が実施す
る訪問看護と合わせて、43 施設において訪問看護を実施した。40 施設のうち 10 施設(対令和5年度
比△1施設)が機能強化型の施設基準の届出を行った。
併設病院の関係部署との連携により訪問看護の必要な患者の抽出や地域のクリニックや居宅介護支
援事業所等に訪問看護の空き状況を共有する等に取り組み、年間の訪問延べ回数は 202,334 回(対令
和5年度比+9,376 回)であった。また、特別管理加算の算定件数は 10,268 件(対令和 5 年度比△14
件)で、年度計画の目標値である 10,000 件を上回った。
ターミナルケア加算の年間延べ回数は 373 件(対令和5年度比+16 件)であった。
また、24 時間対応体制加算は 7,085 件(対令和5年度比△9件)、緊急時訪問看護加算は 20,870 件
(対令和5年度比+1,638 件)であった。
その他、訪問看護以外に、円滑な在宅療養への移行等の指導を行う退院後訪問指導を 30 病院におい
て 200 件(対令和5年度比+13 件)実施した。
11 施設では訪問看護ステーションに特定行為研修を修了した看護師 16 人を配置し、手順書による
じょくそう
褥 瘡の壊死組織の除去やインスリン投与量の調整による血糖コントロール、脱水症状に対する補液等
を実施した。併設病院だけでなく、地域の医師とも連携し、医師の指示を待たず看護師が訪問時の状
況に応じて適切に対応し、在宅療養が継続できるよう支援した。
21
評定