資料2-2 令和6年度業務実績評価書(案) (67 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59536.html |
出典情報 | 独立行政法人評価に関する有識者会議 地域医療機能推進WG(第13回 7/25)《厚生労働省》 |
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ェア等を推
進する。
また、チー
ム医療の推
進、看護の質
向上のため
看護管理者
としてマネ
ジメントで
きる人材や
実践者とし
て活躍でき
る人材を育
成する。
シフト/シ
ェア等を推
進する。
また、チー
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進、看護の質
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看護管理者
としてマネ
ジメントで
きる人材や
実践者とし
て活躍でき
る人材を育
成する。
り、また、医師 【特定行為研修修了者の人数】
の負担軽減に
5年度
研修実施機関
繋がっている
か
JCHO※
49 人
6年度
増減
(対5年度比)
63 人
+14 人
20 人
10 人
△10 人
外部の研修修了者
合計
69 人
73 人
+4人
※本部とは別に指定研修機関となっている東京新宿メディカルセンターと中京病院を含む。
【特定行為研修修了者の配置者数、実施割合】
増減
5年度
6年度
(対5年度比)
配置者数
324 人
402 人
+78 人
実施者数
189 人
267 人
+78 人
実施割合
58.3%
66.4%
+8.1%
〇特定行為研修修了者のためのフォローアップ講習会
令和6年度より、特定行為研修修了者の専門的な思考力や判断力の向上を目的に、特定行為研修修了者
を対象としたフォローアップ講習会を開催した。各施設の特定行為研修修了者が情報交換する貴重な機会
となったほか、講習会参加者からは、臨床推論についてより理解が深まったという感想が聞かれた。
【講習会プログラム】
対
象:特定行為研修修了者
講
義:特定行為実践における臨床推論の重要性
特定行為研修修了者の活動報告について
演
習:臨床推論を用いた特定行為実践の症例検討
グループワーク:特定行為修了者としての課題と目標
〇特定行為研修修了者の活動に関する報告会
特定行為研修修了者の活動報告会や各施設の意見交換会を通して、特定行為研修修了者の活動を推進す
る院内体制の整備を目的に年1回開催している。今年度は、実施率の低い特定行為及び修了者の増加が見
込まれている特定行為の事例報告と手順書作成に関する意見交換を行うことにより、体制づくりの参考と
なるように企画した。報告会の実施以降、栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連に関する取り組みの報告
および当該行為の実施回数の増加がみられた。
【主な取組事例】
・PICC カテーテル(末梢留置型中心静脈注射用カテーテル)留置に関して月2日の活動日を設定し、修了
者が輪番で対応するなど配置の配慮を行っている。(徳山中央病院)
・研修管理室や委員会を設け、手順書の承認や修正を医師を交えて行い、研修受講者、研修修了者の育成や
活動サポートの調整を実施している。(神戸中央病院)
・動脈血液ガス分析区分を修了した看護師を HCU に配置することで、医師不在時にも病状に即した治療を
迅速に実施でき、医師の負担軽減にもつながっている。(横浜中央病院)
・特定行為実践後の評価として、医師 50 名に対してアンケート調査した結果、皮膚損傷に係る薬剤投与関連
の修了者について、特定行為によりタスク・シフト/シェアに結びついているとの回答が 90%を超えた。
また、約1時間程度の業務時間の短縮につながっているとの回答もあった。(神戸中央病院)
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