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資料16 省力化投資促進プラン(案)運輸業 (30 ページ)

公開元URL https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/atarashii_sihonsyugi/kaigi/dai34/gijisidai.html
出典情報 新しい資本主義実現会議(第34回 5/14)《内閣官房》
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(2.3 規制・制度の見直し)

2.3 規制・制度の見直し

既存施策
〇「鉄道における自動運転技術検討会」のとりまとめ(2022年9月)を踏まえ、 自動運転の技術基準(解釈基準)について
2024年3月15日改正。
〇「鉄道に関する技術上の基準を定める省令」の11条ただし書きに規定される「施設及び車両の構造等により、当該係員を乗務
させなくても列車の安全な運転に支障がない場合」に該当する限り、自動運転を実施する上での制度的な障壁はない。

自動運転の要件の明確化(GOA2.5の要件の追加)
○ 自動運転の要件のうち、線路内の安全確保に関する要件について、GOA(:Grade Of Automation)2.5係員による
自動運転の要件を追加
【自動運転における線路内の安全確保の要件※】




・人等が容易に立ち入らない構造(高架化等)
・ホームドア等の設置(ホームドア等がない場合は、路線上の支障物の検知及び自動停止する装置)





・線路上の支障物を係員が認めたときに緊急停止操作するもの【GOA2.5の要件】

※この他、自動運転には「列車防護を必要としない」、「緊急時に旅客が容易に避難できる」といった要件がある。

自動運転のレベルに応じた定義と機能等の整理
○ 自動運転のレベルに応じて、GOA2.5、GOA3、GOA4と定義し、それぞれの機能及び装置を整理
GOA2.5

GOA3

定 義

・運転士の資格を持たない係員が列車の運転台に
乗務し、異常時に緊急停止等を行う形態

・係員が列車に乗務し、異常時に避難誘
導等を行う形態

機能等

・GOA2.5係員の疾病等により緊急停止操作ができ
・GOA3係員が乗務しないと出発できない
なくなった時に自動停止する機能
機能 等
・GOA2.5係員が乗務しないと出発できない機能 等

GOA4
・無人運転
・現行と同様

※GOA2.5は、日本が独自に定義した自動運転の形態である。

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