資料16 省力化投資促進プラン(案)運輸業 (108 ページ)
出典
公開元URL | https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/atarashii_sihonsyugi/kaigi/dai34/gijisidai.html |
出典情報 | 新しい資本主義実現会議(第34回 5/14)《内閣官房》 |
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1.2 優良事例と効果的な省力化投資のポイントの
労務管理のシステム化
収集と整理(モデル化)
遠隔監視システム
配乗状況に応じた勤怠管理・手当計算が可能な
「労務管理システム」の導入
陸上から荷役作業や機関室内機器の遠隔監視を
可能とする「遠隔監視システム」の導入
•
• 小型内航タンカー特有の荷役作業を中心として、船内作業の省力化
と労務負荷軽減低減を実現
• 船員1人あたり月間36時間程度の労働時間削減
船員が日々の労働時間をスマホやタブレットから入力することで、
従来の紙ベースやExcelファイル上での作業負担を軽減責任者の
作業負担を軽減(労務管理作業のデジタル化)
図 「TRANS-Crew」による給与関連データ管理イメージ(出典:日本郵船、エイ・アイ・エス)
•
• 操舵室で荷役機器を集中操作す
ることで、これまで3カ所で3~
4人で実施していた作業を操舵
室から実施可能に。
• 特にデッキ上の作業は、夏場は
酷暑、冬場は極寒下で、危険も伴
う作業であることから、船員の
安全に寄与している。
長時間労働の防止、就労状況の見える化、運航スケジュールの効率
化などへも波及する見込
• 船内ライブカメラの映像を表示
し、陸上作業員にもリアルタイム
で荷役情報や運航情報を船陸間
で共有可能となり、運航状況の
確認、配船の効率化に寄与して
いる。
図 Crewlog(クルーログ)画面イメージと試験導入時に運航した
「東優丸」
(出典:コーウンマリン、九州デジタルソリューションズ)
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