よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料16 省力化投資促進プラン(案)運輸業 (130 ページ)

公開元URL https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/atarashii_sihonsyugi/kaigi/dai34/gijisidai.html
出典情報 新しい資本主義実現会議(第34回 5/14)《内閣官房》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

海運・造船・舶用事業者の連携による競争力確保

2.4 サプライチェーン全体での標準化と
協調領域の深掘

<既存施策>
○ 2024年6月、産学官から成る「船舶産業の変革実現のための検討会」が取りまとめた報告書において、次世代船舶
について、2030年に我が国が受注量のトップシェアを確保することを目標とし、目標達成のため、事業者間の連携に
よる開発や標準化等によるコスト面での競争力確保等の方向性を打出している。
アンモニア燃料タンクの標準化

LCO2輸送船の標準化等
⚫ 我が国の主要造船、海運会社7社が共同でLCO2輸送船
を開発し、2024年9月に、2船型※について、船級協会
(NK,ABS)から基本設計承認(AiP)を取得。
※ 5万m3級及び2万3,000m3級

⚫ 上記7社に電力事業者、資源開発会社等も加えた「LCO2
船舶輸送バリューチェーン共通化協議会」(※)において、
上記2船型を含め、船型や荷役設備等の共通化について
検討中。
⚫ 2025年度頭に「LCO2船舶輸送バリューチェーンに関する
ガイドライン」の第一案を公表予定。
※ 事務局:JOGMEC((独法)エネルギー・金属鉱物資源機構)

⚫ 蓄圧式燃料タンク(Type-C)は船種を超えて搭載が見込ま
れるため、2024年12月より、我が国の海運・造船・舶用等
事業者が結集し、標準化を検討する会議体を立ち上げ。
⚫ 2025年3月にアンモニア燃料タンクの標準を策定し、公表。
⚫ 策定された標準の普及を目指し、

燃料タンク

支援策等について検討を行う予定。

策定された標準

次世代環境船舶開発センター(GSC)提供
今治造船株式会社
川崎重工業株式会社

アンモニア燃料船イメージ

燃料タンク(LNG)の例
(三菱造船(株)提供)



LCO2船のイメージ
(出典)三菱造船HP

ABSからのAiP授与式の様子
(出典)三菱重工HP

※鏡板

※タンクの端面

129