資料16 省力化投資促進プラン(案)運輸業 (129 ページ)
出典
公開元URL | https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/atarashii_sihonsyugi/kaigi/dai34/gijisidai.html |
出典情報 | 新しい資本主義実現会議(第34回 5/14)《内閣官房》 |
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海事分野のサプライチェーン全体の最適化に向けた国の取組(調査事業) での標準化と協調領域の深掘
<既存施策>
○ 国土交通省海事局では、船舶産業全体の生産性の向上を図るため、令和3~5年度にかけて、「船舶産業におけるサプライチェーン全体の最適化に向け
た調査事業」を通じて、造船ー舶用事業者間の情報共有プラットフォームの構築や共同物流運用の検討・実証等を実施した。 業界において、成果を踏ま
えた情報共有プラットフォームの活用に向けて検討中。
背景・課題
船舶産業全体の生産性向上・国際競争力強化を図るためには、個社のみならず、サプライチェーン全体におけるプロセスの最適化が必要
原材料
舶用品メーカー
造船所
船主
発注
造船所-造船所間の課題
納品
舶用品メーカー-造船所間の課題
• 生産の進捗が共有できておらず、舶用 • ストックの山積又は船舶の
建造に遅延が発生
品を適切なタイミングに調達できない
• ばらばらの設計システム・データ
フォーマットが使用されており、円
滑なデータ連携ができない
• 造船所間における設計の
共有や集約化等が困難
事業内容
造船所-造船所間の連携実証
舶用品メーカー-造船所間の連携実証
令和3~4年度
✓ 生産の進捗状況を
リアルタイム共有
✓ FAX・電話・ネットでばらばらに
行われていた調達を電子化
令和3~4年度
✓ 船舶の設計の一部(生産現場で使用する図面の詳細設計)に
おけるデータの相互変換
令和5年度
令和5年度
✓ 生産の進捗状況と調達を
一体的にデータ連携し、
舶用品をジャストインタイム
納品
舶用品メーカーA
リアルタイム
データ連携
造船所
舶用品メーカーB
✓ 船舶の設計全体(上記設
計に加え、船舶のコンセプ
ト設計を含む設計全体)に
おけるデータの相互変換
設計を集約化
建造に特化
造船所B
造船所A
設計データ連携
造船所C
<新規施策の方向(ニーズ・アイデア)>
○ 海事分野の生産性向上等を図るため、更なる標準化について検討中。
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