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別添 新型コロナウイルス感染症対応について (303 ページ)

公開元URL https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/coronavirus_yushiki/index.html
出典情報 新型コロナウイルス感染症対応に関する有識者会議(第5回 6/15)《内閣官房》
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各論

第7章

水際

受入責任者の登録については、厚生労働省の外国人新規入国オンライン申請による
電子申請により行うこととされ、申請項目などについては必要最小限のものにした。
また、電子申請の受付済の証明証は申請当日に発行することにした。
4 月の新学期に備え、留学生が希望どおりに円滑に入国できるよう、留学生円滑入
国スキームが設けられ、ビジネス客が比較的少ない平日を中心に、空席を活用して、
優先的に入国できるよう支援を実施した(2022.3.11)

(オミクロン株陽性者の航空機同乗者(濃厚接触者))
航空機同乗者に関する濃厚接触者は、前後2列に座っていた者及び検査陽性者の家
族・同行者を特定していたが、世界的にオミクロン株の感染拡大が進み、国内におい
ても全国的にオミクロン株にほぼ置き換わったと考えられる状況であること、リスク
の高い集団を中心に濃厚接触者の特定を行うこととしていること、オミクロン株流行
後の1月から3月において、機内濃厚接触者として特定された方のうち、その後陽性
者となった割合が、家族のみ高かったことを踏まえて、検査陽性者の家族のみを濃厚
接触者として特定することとした(2022.3.30)。
(入国者総数管理の目安の引上げ)
日本人の帰国需要を踏まえ、入国者総数管理の目安を1日当たり約 3,500 人から約
5,000 人に引き上げた(2022.3.1)。その後、同月 14 日には留学生の入国需要も踏ま
え、目安を1日当たり約 7,000 人に引き上げ、4月 10 日には日本人の帰国需要や留
学生等の外国人の入国ニーズに適切に対応するため、更に約 10,000 人に引き上げた。
(入国時検査等の見直し)
水際対策について、感染拡大の防止と社会経済活動のバランスをとりながら、段階
的緩和を進めてきたが、2022 年 6 月 1 日に他のG7諸国並みに円滑な入国が可能と
なるよう、オミクロン株に関する知見、各国・地域における流行状況、日本への流入
状況などのリスク評価、ワクチンの有効性等を踏まえ、各国・地域からの流入リスク
を総合的に勘案し、水際対策を見直した。
具体的には、入国時検査の陽性率の実績を踏まえ、国・地域を「青」・「黄」・「赤」
の 3 つに区分 し、全ての国・地域からの入国者について出国前検査を維持しつつ、
① 「青」の国・地域からの入国者は、入国時検査を実施せず、自宅等待機を求めない
こととした。
② 「黄」の国・地域からの入国者は、入国時検査を実施した上で、3日間の自宅等待
機後、3日目検査で陰性が確認された場合、それ以降の待機を求めないこととす
る。ただし、ワクチン3回目接種者は、入国時検査を実施せず、自宅等待機を求め
ないこととした。
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