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別添 新型コロナウイルス感染症対応について (286 ページ)

公開元URL https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/coronavirus_yushiki/index.html
出典情報 新型コロナウイルス感染症対応に関する有識者会議(第5回 6/15)《内閣官房》
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各論

第7章

水際

表 9 入国者数の推移 2021 年5月~9月
5月

49,790
(157.3%)

入国者数
(対前年同月比)

17,376
(287.2%)

うち外国人入国者数
(対前年同月比)

待機用ホテル確保数
検査可能数

6月

7月

8月

60,726
111,093
80,520
(112.0%) (196.8%) (102.2%)
17,285
59,465
34,965
(115.3%) (477.3%) (120.2%)

9月

65,862
(56.0%)
27,756
(47.2%)
(単位:人)

約 6,400 室(2021.4~2021.9)

約 6,000 件(2021.6)

表 10 入国者のアプリへの応答率 2021 年5月~9月
5月

健康状態確認
位置情報確認
ビデオ通話

6月

7月

8月

9月

78.8%

84.4%

84.9%

95.3%

94.8%

8.4%

39.6%

74.1%

86.4%

88.3%

69.6%

84.3%

87.6%

95.4%

88.0%

(デルタ株の出現を踏まえた水際対策の強化)
デルタ株は 2020 年 10 月以降にインドで採取された検体から初めて検出され、そ
の報告を受けた WHO はデルタ株を 2021 年 4 月 4 日に「注目すべき変異株(VOI)」
に指定し、5 月 11 日に「懸念すべき変異株(VOC)」に指定した 510。米国(2021.4.30
WHO は、変異株を「懸念される変異株(Variants of Concern; VOC)」「注目すべき変異株
(Variants of Interest; VOI)」と区分することとその暫定定義を発表した(2021.2.25)。
「懸念され
る変異株(VOC)
」に対しては、WHO は加盟国に対してゲノム解析結果を登録すること、当該
VOC の 1 例目・クラスターが発生した場合には WHO に報告すること、当該 VOC の特性(検査
への影響、免疫への影響など基礎的検討を含む。
)を明らかにするための調査等を進めること等を
推奨した。
「注目すべき変異株(VOI)
」に対しては、WHO は加盟国に対してゲノム解析結果を登
録すること、当該 VOI の 1 例目・クラスターが発生した場合には WHO に報告すること、当該
VOI の特性を明らかにするために調査等を進めること等を推奨した。
その後、WHO は、新型コロナウイルスの変異株に関する一般の人々の議論を促進するために、
「懸念すべき変異株(VOC)
」及び「注目すべき変異株(VOI)
」の言いやすい・覚えやすい新た
な呼称を発表した(2021.5.31)


「VOC」と「VOI」の分類は 2021 年 6 月 15 日時点)
【VOC の新呼称】
・英国で初めて検出された変異株(B.1.1.7 系統)→ アルファ株
・南アフリカで初めて検出された変異株(B.1.351 系統)→ ベータ株
・ブラジルで初めて検出された変異株(P.1 系統)→ ガンマ株
・インドで初めて検出された変異株(B.1.617.2 系統)→ デルタ株
【VOI の新呼称】
・アメリカ合衆国で初めて検出された変異株(B.1.427/B.1.429 系統)→ イプシロン株
・ブラジルで初めて検出された変異株(P.2 系統)→ ゼータ株
・複数国で初めて検出された変異株(B.1.525 系統)→ イータ株
510

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