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別添 新型コロナウイルス感染症対応について (302 ページ)

公開元URL https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/coronavirus_yushiki/index.html
出典情報 新型コロナウイルス感染症対応に関する有識者会議(第5回 6/15)《内閣官房》
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各論





第7章

水際

自主的に受けた検査の結果が陰性であれば、その後の自宅等待機の継続を求めな
い 523こととした。
指定国・地域以外からの帰国者・入国者であってワクチンの3回目接種の未接種
者について、原則7日間の自宅等待機を求めることとした上で、入国後3日目以
降に自主的に受けた検査の結果が陰性であれば、その後の自宅等待機の継続を求
めないこととした。
指定国・地域以外からの帰国者・入国者であってワクチンの3回目接種の接種者
について、入国後の自宅等待機を求めない 524こととした。

また、入国後 24 時間以内に自宅等待機のために自宅等まで移動する場合に限り、
自宅等待機期間中であっても公共交通機関の使用を可能とした(2022.3.1)525。公共
交通機関の使用に当たっては、マスクの着用等などの感染防止対策を実施するととも
に、自宅への必要最小限のルート、移動手段を使用することを求めた。
(外国人の新規入国制限の見直し)
外国人の新規入国について、受入責任者の管理の下、観光目的以外の新規入国を認
めた(2022.3.1)。

は低いものと考えられたこと、
入院予防効果の回復も示唆されていることから、仮にワクチンの3回目接種の接種者がオ
ミクロン株の陽性になったとしても、国内の医療体制への負荷は限定的なものと想定され
たこと、
を踏まえたものであった。
523
入国者の待機期間を7日間から3日目以降の検査陰性を条件に緩和したのは、
① 全ての入国者については、出国前 72 時間以内の検査(証明書の提出)及び入国時の検査を
実施し、いずれも陰性の場合のみ入国を可能としていることから、入国時の感染リスクは
相当低いことが想定されたこと、
② 入国時及び待機3日目の検査で陰性だった者が4日目以降に陽性者となる確率は十分低い
と考えられたこと、
を踏まえたものであった。
524
非指定国からの入国者でワクチンの3回目接種の接種者の待機を免除することとしたのは、
非指定国からのワクチンの3回目接種の接種者については、
① ワクチンの3回目接種の有効性が示唆されたこと、
② 入国時までに2回の検査を受けて陰性であることを確認しており、指定国と比較しても入
国時における流入リスクが低いこと、
③ 入国後についても非指定国からの入国者で入国後3日以内に陽性となるリスクは低いと考
えられたこと、
などを総合的に判断したものである。
525
公共交通機関の利用を解禁するのは、3日間自宅等待機の入国者については、出国前検査及
び入国時検査での陰性確認の直後であることに加え、国内外の感染状況やワクチンの効果、デル
タ株と比較して重症化しにくいなどのオミクロン株の特性を踏まえて、(検査後 24 時間以内の)
公共交通機関の利用による感染拡大リスクは相当程度低いことが想定されたことを踏まえたもの
であった。


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