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別添 新型コロナウイルス感染症対応について (190 ページ)

公開元URL https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/coronavirus_yushiki/index.html
出典情報 新型コロナウイルス感染症対応に関する有識者会議(第5回 6/15)《内閣官房》
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各論

第4章

保健所等の地域保健の体制

第3節

入院調整、健康観察等

(自宅療養者数等の推移)

図 43 自宅療養者数等の推移 2020 年6月~9月

(新型コロナウイルス感染症に関する医学的知見と季節性インフルエンザの流行期
も見据えた対応)
8月 28 日、季節性インフルエンザの流行期も見据え、これまでの新型コロナウイ
ルス感染症に関する知見等を踏まえたメリハリのある対策を実施するため、政府対策
本部で「新型コロナウイルス感染症に関する今後の取組」を決定した。
具体的には、新型コロナウイルス感染症について、
・ 感染者のうち、8割は軽症又は無症状のまま治癒するが、2割で肺炎症状が増悪
し、人工呼吸器管理などが必要になるのは5%程度と言われている
・ 一方、若年層では重症化割合が低く、65 歳以上の高齢者や慢性呼吸器疾患、糖尿
病、肥満などを有する者で重症化リスクが高いことが判明している
とし、こうした医学的知見等を踏まえ、今後、まん延防止を図りつつ、保健所や医療
機関の負担の軽減や病床の効率的な運用をさらに図るため、
・ 軽症者や無症状者について宿泊療養(適切な場合は自宅療養)での対応を徹底し、
医療資源を重症者に重点化していくこととし、
・ こうした方向性の下、季節性インフルエンザの流行期も見据え、感染症法に基づ
く入院勧告等の権限の運用について、政令改正を含めて柔軟に見直しを行うこと
とした。

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