【資料1-1】令和8年度研究事業実施方針(案)(厚生労働科学研究) (98 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_57788.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 科学技術部会(第144回 5/14)《厚生労働省》 |
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調査し、本指針の改定に向けた検討を行った。
【成果の活用】調査を通して明らかとなった、医療安全管理部門との連携の具体化や患
者対応に関わる職員の支援といった課題を踏まえ、医療対話推進者の業務指針及び養
成のための研修プログラム作成指針を令和 7 年度中に改定予定である。
【課題名】歯科口腔保健の健康格差に関する実態把握および調査手法の改善のための研
究(令和6年度終了)
【概要】
「歯科口腔保健の推進に関する基本的事項(第二次)」の評価指標に係る歯科口
腔保健の推進のための実態調査等を実施した。
【成果の活用】調査結果等は令和7年度に議論を開始する、「歯科口腔保健の推進に関
する基本的事項(第二次)」のベースライン値の提示のために活用される予定である。
2 令和8年度に推進する研究課題
(1)継続研究課題のうち優先的に推進する研究課題(増額要求等する課題)の概要、及び
期待される研究成果の政策等への活用又は実用化に向けた取組
【課題名】医師の働き方改革におけるC-1水準適用専攻医の研修実態と時間外労働に
関する研究(令和7~8年度)
【概要】専攻医の研修実態(労働時間等)と技能研修内容を調査する。特にC-1水準
(※)の専攻医において技能研修のための長時間労働について調査、検証し、技能研修
として必要な時間外・休日労働時間の検討を重点的に行う必要がある。
(※)技能の修得・向上を集中的に行うため、やむを得ず長時間労働となる専攻医への特例的な時間
外・休日労働時間の水準
【成果の活用】医師の働き方改革における今後のC-1水準の時間外・休日労働時間の
上限の縮減の方策の検討に活用する。
【課題名】小規模の医療機関等における特定行為研修修了者の有効活用に影響する要因
の調査(令和7~8年度)
【概要】本研究により、医師の少ない在宅領域(訪問看護ステーション、介護施設等)
や小規模な医療機関における特定行為研修修了者の実用的な活用ガイドと好事例を
提示し、効果的で効率的な医療提供の実現のため、地域における特定行為研修修了者
の活動を推進する必要がある。
【成果の活用】第 8 次医療計画の中間見直し及び 2028 年度診療報酬改定の基礎資料と
して活用する。
【課題名】第9次医療計画を見据えた持続可能な地域周産期医療体制構築に資する政策
研究 (令和6~8年度)
【概要】従前からの課題、第8次医療計画開始後の課題、周産期医療機関の集約化・重
点化等のために重視すべき要素をアンケート等により抽出し、安全で持続可能な周産
期医療体制の構築に必要な事項を研究者間で協議、検討する必要がある。
【成果の活用】第9次医療計画策定に係る議論の資料とする。また、周産期医療を巡る
状況に対応するため、地域が周産期医療体制を維持するための施策を行う際の参考資
料とする。
(2)新規研究課題として優先的に推進する研究課題の概要、及び期待される研究成果の政
策等への活用又は実用化に向けた取組
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