【資料1-1】令和8年度研究事業実施方針(案)(厚生労働科学研究) (58 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_57788.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 科学技術部会(第144回 5/14)《厚生労働省》 |
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(創薬力の強化等ヘルスケアの推進)
休薬・減薬を含む効果的・効率的な治療に関する調査・研究を推進し、診療のガイドラ
インにも反映していく。
【統合イノベーション戦略 2024】(令和6年6月4日閣議決定)
(2)バイオテクノロジー
今後の取組方針
<基盤的な施策>
基礎生命科学の研究力低下が深刻であり、健康・医療研究の成果を中長期的に出し続け
るためには、基礎研究の再興が必須。具体的には、オルガノイドによる生命現象の再現
等を通じた、生命の発生・再生から老化までの一連のプロセスである「ライフコース」
に着目した研究や、臓器別(縦糸型)ではなく、臓器連関や免疫系等に着目 し、生体シ
ステムの統合解析(横糸型)を図る研究など、時間的・空間的広がりを持つ研究が潮流。
特に、こども政策の一環として、ライフサイクルの早期に焦点を当て、生殖医療や幼年
期の発達支援、小児医療へ基礎研究から貢献していく観点が重要。
2
他の研究事業(AMED 研究、他省庁研究事業)との関係
AMED が実施する免疫アレルギー疾患実用化研究事業は、革新的な免疫アレルギー疾患
治療薬の開発やデータ基盤の構築、実用化に向けた病因・病態解明、適応外薬を含む治
療薬の実用化に向けた研究等を目的としている。一方、厚生労働科学研究で実施する免
疫アレルギー疾患政策研究事業は、こうした研究開発の成果を国民に還元するための免
疫アレルギー疾患に関する情報提供の方策に関する研究や免疫アレルギー疾患医療提
供体制のあり方に関する研究等を実施し、研究成果を施策に反映することを目的として
いる。
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