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【資料1-1】令和8年度研究事業実施方針(案)(厚生労働科学研究) (38 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_57788.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第144回 5/14)《厚生労働省》
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・「生活習慣病管理分野(脳卒中を含む循環器疾患や糖尿病等の対策に関する研究)」に
おいては、生活習慣病の病態解明やその解決策となる政策提言により、治療の均てん
化、生活習慣病を有する者の生活の質の維持・向上等を目指す。
【期待されるアウトプット】
以下に各分野の代表的なものを挙げる。
○健康づくり分野:
・予防・健康づくりの推進や自然に健康になれる環境づくりに資するエビデンスの創出
・ 栄養)栄養・食生活関連のエビデンスの創出
・ 運動)身体活動・運動推進のためのエビデンスの創出
・ 睡眠)適切な睡眠・休養取得のための介入方法を含めたエビデンスの創出
・ 喫煙)受動喫煙対策による社会的インパクト評価
○健診・保健指導分野:
・ 健康診査・保健指導における健診項目等の必要性、妥当性の検証
・ PHR(Personal Health Record)を扱う事業者等が健康情報等を提供するモデルの提示
・ 地域・職域連携の推進状況の評価や課題の整理、健康指標の改善に向けた地域・職域
連携推進事業の活用方法の提示
○生活習慣病管理分野
・ 循環器病領域における、情報提供・相談支援プログラムや、各都道府県で使用できる
有用な目標指標の作成
・ NDB データや患者調査を用いた糖尿病対策の課題の把握と、医療体制整備や予防・健
康づくりにおける対応策の提示
【期待されるアウトカム】
健康日本 21(第三次)を推進する上で必要なエビデンスの創出によって、施策を効果
的に推進することができ、健康寿命の更なる延伸につながる。
また、特定健診等を含めた健診や保健指導の定期的な見直しに寄与する。
さらに、循環器病については、第2期循環器病対策推進基本計画に基づいた研究を推
進することにより、健康寿命の延伸や循環器病の年齢調整死亡率の減少を目指す。
(2)これまでの研究成果の概要、及び政策等への活用又は実用化に向けた取組
○健康づくり分野
【課題名】「健康づくりのための身体活動・運動の実践に影響を及ぼす原因の解明と科
学的根拠に基づく対策の推進のためのエビデンス創出」(令和4~6年度)
【概要】身体活動・運動に関するエビデンスの整理を行い、検討会を行った上で、基準
及び指針を定めた「健康づくりのための身体活動・運動ガイド 2023」を発出した。
【成果の活用】本ガイドは健康日本 21(第三次)における身体活動・運動分野の取組を
推進するための資材として活用されている。
○生活習慣病管理分野
【課題名】「循環器病の慢性期・維持期におけるリハビリテーションの有効性の検証の
ための研究」(令和4~5年度)
【概要】循環器病患者を対象とした慢性期・維持期(生活期)のリハビリの実態調査に
基づいた問題点の把握、科学的根拠の収集を行うとともに、維持期・生活期リハビリを
実践するためのガイドブックを作成した。
【成果の活用】循環器病患者に対する維持期・生活期リハビリの普及と、質の高いリハ
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