【資料1-1】令和8年度研究事業実施方針(案)(厚生労働科学研究) (26 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_57788.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 科学技術部会(第144回 5/14)《厚生労働省》 |
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送り込みは重要であることから、国際保健政策人材の育成のための研究を実施する。
【成果の活用】開発した研修プログラムを活用し、国際機関幹部人材候補者の能力強化
や国際機関キャリアに対する興味の喚起を行い、戦略的・効率的な国内の候補者プール
の拡大や優秀な人材の送り込みと、その後の人材の定着に繋げる。また国際機関幹部で
の邦人職員の活動を、保健関連の国際機関団体に対するより戦略的・効果的な関与や、
我が国の保健医療福祉及び関連産業の発展に繋げる。
Ⅱ
参考
1 研究事業と各戦略(新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画・フォローアップ、
成長戦略、骨太方針、統合イノベーション戦略、健康・医療戦略)との関係
【新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画】(令和6年6月 21 日閣議決定)
X.個々分野の取組
4.グローバルヘルス(国際保健)
アジア諸国を始めとするインド太平洋地域における健康格差の是正や海外活力の取り
込みを通じた我が国の医療・介護産業の成長の観点を踏まえ、グローバルヘルス(国際
保健、ユニバーサルヘルスカバレッジ)に戦略的に取り組む。グローバルヘルス分野へ
の民間資金の呼び込みに向けて、新しい民間資金を動員するためにインパクト投資を推
進する国際連携の枠組みである「Triple I」に基づき、広報、インパクトの測定・管理
手法の調査、関係機関の役割の検討を進める。また、来年開催されるパリ栄養サミット
の機会も捉え、健康投資・栄養対策等の取組事例の普及の後押しを行うとともに、国際
機関等における日本企業からの医薬品・医療機器等の調達を促進することにより、医療
インバウンドを含む国際展開及び国際貢献を図る。加えて、WHO や世界銀行等の協力を
得て人材育成・知見収集を行う世界的な拠点「UHC ナレッジハブ」の日本への設置、ERIA
と連携した外国医療人材の育成、ワクチンアライアンス及びストップ結核パートナーシ
ップへの貢献を行う。また、気候変動に強靱かつ低炭素で持続可能な保健医療システム
の構築を目指した気候変動と健康に関する変革的行動のためのアライアンス(ATACH)
の取組を促進する。
【成長戦略等のフォローアップ】(令和5年6月 16 日閣議決定)
II. 「GX・DX等への投資」関連のフォローアップ
3.「科学技術・イノベーション」関連
(医療・医薬品・医療機器)
「グローバルヘルス戦略」(令和4年5月 24 日健康・医療戦略推進本部決定)や「国
際的に脅威となる感染症対策の強化のための国際連携等に関する基本戦略」に加え、G
7広島サミットの成果も踏まえ、パンデミック対策の新たなファイナンシング、WHO・
UHC2030・GHIT 等に対する適切な拠出を通じた連携強化及び日本の医薬品・医療機器の
調達の促進、民間資金を動員するためのインパクト投資の推進に向けた国際連携の枠組
み構築等を行う。
【経済財政運営と改革の基本方針 2024】(令和6年6月 21 日閣議決定)
第2章 社会課題への対応を通じた持続的な経済成長の実現
4.スタートアップのネットワーク形成や海外との連結性向上による社会課題への対応
(1)海外活力の取り込み
アジア諸国を始めとするインド太平洋地域における健康格差の是正や海外活力の取り
込みを通じた我が国の医療・介護産業の成長の観点を踏まえ、国際保健に戦略的に取り
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