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【資料1-1】令和8年度研究事業実施方針(案)(厚生労働科学研究) (41 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_57788.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第144回 5/14)《厚生労働省》
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医療DXに関連するシステム開発、運用主体として、社会保険診療報酬支払基金につい
て、国が責任を持ってガバナンスを発揮できる仕組みを確保するとともに、情報通信技
術の進歩に応じて、迅速かつ柔軟な意思決定が可能となる組織へと抜本的に改組し、必
要な体制整備や医療費適正化の取組強化を図るほか、医療・介護DXを推進し、医療の
効果的・効率的な提供を進めるための必要な法整備を行う。また、AIホスピタルの社
会実装を推進するとともに、医療機関等におけるサイバーセキュリティ対策を着実に実
施する。電子処方箋について、更なる全国的な普及拡大を図る。あわせて、子育て支援
分野においても、保育業務や保活、母子保健等におけるこども政策DXを推進する。ま
た、これらのDXの推進については、施策の実態に関するデータを把握し、その効果測
定を推進する。
【統合イノベーション戦略 2024】(令和6年6月4日閣議決定)
(戦略的に取り組むべき応用分野)
(6)健康・医療
<ゲノム医療、健康・医療データ利活用>
・健康・医療データ利活用基盤協議会において、AMEDのデータ利活用プラットフォ
ームを用いたデータ連携、同意の在り方を引き続き整理。
・AMEDにおいて、適切なデータ利活用を促進するための各種ポリシー・ガイドライ
ンを作成し、AMEDホームページにて公開。
・AMEDのデータ利活用プラットフォームの整備を実施し、2024 年3月から一般利
用受付を開始。
【健康・医療戦略(第3期)】(令和7年2月18日閣議決定)
○ 予防・健康づくりの推進(厚)
「健康日本 21(第三次)」に基づき、全ての国民が健やかで心豊かに生活できる持続可
能な社会の実現に向けて、①健康寿命の延伸と健康格差の縮小、②個人の行動と健康状
態の改善、③社会環境の質の向上、④ライフコースアプローチを踏まえた健康づくりを
基本的な方向として取組を推進する。また、健康寿命の延伸に向けた取組として 2011 年
に開始した「スマート・ライフ・プロジェクト」において、本プロジェクトに参画する
企業・団体・自治体と協力・連携し、個人や企業の「健康意識」及び「動機付け」の醸
成・向上を図るとともに、社会全体の国民運動へ発展させる。


他の研究事業(AMED 研究、他省庁研究事業)との関係
AMEDの「循環器疾患・糖尿病等生活習慣病対策実用化研究事業」では健康づくり、
健診・保健指導、生活習慣病対策等について、患者及び臨床医等のニーズを網羅的に把
握し、臨床応用への実現可能性等から有望なシーズを絞り込み、研究開発を進めている。
こうした研究の成果を国民に還元するため、厚生労働省が実施する「循環器疾患・糖尿
病等生活習慣病対策政策研究事業」において、施策の見直しや制度設計、患者及び臨床
医等のニーズに適合した政策の立案・実行等につなげる研究を実施している。

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