【資料1-1】令和8年度研究事業実施方針(案)(厚生労働科学研究) (13 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_57788.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 科学技術部会(第144回 5/14)《厚生労働省》 |
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投資支援を行うこととする。その際、次世代半導体の量産等に向けた必要な法制上の
措置を検討するとともに、必要な出融資の活用拡大等、支援手法の多様化の検討を進
める。
(医療・介護・こどもDX)
医療DXに関連するシステム開発、運用主体として、社会保険診療報酬支払基金に
ついて、国が責任を持ってガバナンスを発揮できる仕組みを確保するとともに、情報
通信技術の進歩に応じて、迅速かつ柔軟な意思決定が可能となる組織へと抜本的に改
組し、必要な体制整備や医療費適正化の取組強化を図るほか、医療・介護DXを推進
し、医療の効果的・効率的な提供を進めるための必要な法整備を行う。また、AIホ
スピタルの社会実装を推進するとともに、医療機関等におけるサイバーセキュリティ
対策を着実に実施する。
【統合イノベーション戦略 2024(令和6年6月4日閣議決定)】
2.3つの強化方策
(3)AI分野の競争力強化と安全・安心の確保
・生成AIはインターネットにも匹敵する技術革新とされ、社会経済システムに大き
な変革をもたらす一方で、偽・誤情報の流布や犯罪の巧妙化など様々なリスクも指
摘され、安全・安心の確保が求められる。
・米国企業等の高性能・大規模な汎用基盤モデルが先行する中、我が国もそれに追随
すべく計算資源の整備や大規模モデルの開発が進んでおり、また、小規模・高性能
なモデルや複数モデルの組合せの開発など、新たな研究も進んでいる。
・AIはあらゆる分野で利用され、AIの開発や利活用等のイノベーションが社会
課題の解決や我が国の競争力に直結する可能性がある。我が国においては、生成AI
を含むAIの様々なリスクを抑え、安全・安心な環境を確保しつつ、イノベーション
を加速する好循環の形成を図っていく。加えて、我が国が主導する広島AIプロセス
等を通じて、今後も国際的にリーダーシップを発揮していく。
【健康・医療戦略(令和7年2月 18 日閣議決定)】
4.6 健康長寿社会の形成に資する新産業創出及び国際展開の促進等
4.6-1 新産業創出
(イノベーションの社会実装)
・ICT、AI、ロボットなどの新たな技術の開発や、医療・介護現場への導入、ヘルスケ
アサービスへの実装を図る。
・ICT 等を活用した医療機器に関して、引き続きサイバーセキュリティの確保のため
の対策や、新たな技術を活用した医療機器の効率的な開発にも資する有効性・安全
性等の評価手法の策定を行う。
・医工連携及び産業界との連携により、AI 技術を活用したエビデンス創出や医療機器
プログラム等の研究開発を推進する。
・オンライン診療その他の遠隔医療の推進に向け、具体的な活用場面を想定したエビ
デンスを蓄積し、効果的かつ質の高い臨床応用の手法の開発と適正で幅広い社会実
装を図る。
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他の研究事業(AMED 研究、他省庁研究事業)との関係
厚生労働科学研究では保健医療分野の ICT・AI 技術の開発・実装に資する環境整備に
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