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【資料1-1】令和8年度研究事業実施方針(案)(厚生労働科学研究) (80 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_57788.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第144回 5/14)《厚生労働省》
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ている。また、養成課程を修了しても十分な手話能力が習得できておらず、派遣登録
までに時間を要するという課題もある。そのため、養成の各段階における詳細な到達
目標と手話能力の評価尺度の統一化を図るため、「手話能力到達度指標」の策定を検
討する。
【成果の活用】より短期間での手話能力の向上が図られることにより、一定の質が確保
された手話奉仕員・手話通訳者の増加を促し、聴覚障害者の情報保障に資する。
【課題名】小児を含む脳脊髄液減少症の疫学調査(患者数や症状、経過等)、病態解明、
客観的診断法の確立
【概要】
「脳脊髄液減少症」という概念が提唱されているが、その病態は未解明な点が多
く、病態解明及び客観的診断法の確立が急がれている。小児を含む脳脊髄液減少症に
ついて、その疫学(患者数や症状、経過等)を調査し、病態を解明し、客観的診断法
の確立を目指す。
【成果の活用】脳脊髄液漏出症の画像診断基準のアップデートや診療ガイドラインの作
成に貢献する。


参考
1 研究事業と各戦略(新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画・フォローアップ、
成長戦略、骨太方針、統合イノベーション戦略、健康・医療戦略)との関係
【経済財政運営と改革の基本方針 2023】 (令和5年6月 16 日閣議決定)
骨太の方針 2023 に記載されている、
「障害者の地域生活の支援、生涯学習の推進、就労
支援、情報コミュニケーション等に対する支援、…や社会全体が多様性を受け入れる環
境づくりの促進等を図る。」に対応している。
また、
「こどもや障害者等の文化芸術教育、鑑賞・体験機会の充実を図る。」、及び「障
害の有無にかかわらず、誰もが気軽にスポーツに親しみ、その価値を実感できる、活力
ある、絆の強い社会を実現する。」に対応している。
【健康・医療戦略(第2期)】(令和2年3月 27 日閣議決定、令和3年4月9日一部変
更)
健康・医療戦略に記載されている、
「障害者の誰もがスポーツを楽しめる環境の整備」
「精神疾患の客観的診断法・障害(disability)評価法や精神疾患の適正な治療法の確
立及び発症予防に資する研究開発」に対応している。


他の研究事業(AMED 研究、他省庁研究事業)との関係
「障害者政策研究事業」は、AMED での「障害者対策総合研究事業」で開発されたリハ
ビリテーションや生活支援のシステムや精神疾患の治療法等を障害者政策分野で活用
するための政策研究を実施する。

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