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【資料1-1】令和8年度研究事業実施方針(案)(厚生労働科学研究) (11 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_57788.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第144回 5/14)《厚生労働省》
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創出する。
【期待されるアウトカム】
①~③のアウトプットにより
1)安全かつ円滑に ICT・AI 開発を行う環境の提供
2)医療現場における負担軽減及び質の高い医療の提供
3)保健医療分野における均てん化された質の高い教育の提供
4)患者・国民の QOL の向上に資する、ICT・AI を活用した保健医療サービスの提供
などが実現され、ICT・AI 技術を活用した、科学的根拠に基づく効果的な行政政策の実
施が期待される。これは、データヘルス改革で目指す未来である「AI を用いた保健医療
サービスの高度化・現場の負担軽減」の達成に資するものである。
(2)これまでの研究成果の概要、及び政策等への活用又は実用化に向けた取組
【課題名】クラウド上の医療 AI 利用促進のためのネットワークセキュリティ構成類型
化と実証及び施策の提言(令和7年度継続中)
【概要】医療機関のネットワーク環境の実態調査を行い、技術課題を抽出した他、クラ
ウド上のセキュリティ技術の整理、地域医療連携を意識した医療機関との実証のシス
テム設計を行った。
【成果の活用】全国の医療機関が安全、安心かつリーズナブルな費用で医療 AI サービ
スをクラウド上で利用できることを目標に、医療機関の類型化に基づいた最適なネッ
トワークセキュリティ構成やシステム監査のルールを示す。
【課題名】ICT を利用した医師国家試験の評価方法の開発と検証のための研究(令和7
年度継続中)
【概要】AI による診断技術の進歩や患者の医療に関するリテラシーの変化に備えた医
学教育・臨床実習の充実と医師国家試験の CBT(Computer Based Testing)化の実装
に向け、「CBT 医師国家試験」、「学生の技能・態度の評価」、「医師国家試験出題基準」、
「外国の医学部を卒業した者に対する予備試験等」について研究を行っている。
【成果の活用】令和6年度には、CBT 医師国家試験の導入における課題抽出等のため、
全国 50 大学(令和7年2月末の予定)参加のトライアル試験を実施した。今後はト
ライアル試験を重ね、CBT システム、試験環境、試験運用、CBT 問題の作成・管理等に
ついての課題とその改善策を取りまとめ、CBT 医師国家試験の実装に向けて提言を行
う。
2 令和8年度に推進する研究課題
(1)継続研究課題のうち優先的に推進する研究課題(増額要求等する課題)の概要、及び
期待される研究成果の政策等への活用又は実用化に向けた取組
該当なし。
(2)新規研究課題として優先的に推進する研究課題の概要、及び期待される研究成果の政
策等への活用又は実用化に向けた取組
【課題名】保健医療分野における ICT・AI 開発・社会実装に求められる環境整備のため
の研究
【概要】AI 戦略 2022 やデータヘルス改革、保健医療分野 AI 開発加速コンソーシアムに
おける議論を踏まえ、日本の保健医療分野における ICT・AI の開発・社会実装に求めら
れる環境整備に資する研究を推進する。
【成果の活用】保健医療分野における ICT・AI 技術の開発・社会実装に資するガイドラ
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