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【資料1-1】令和8年度研究事業実施方針(案)(厚生労働科学研究) (104 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_57788.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第144回 5/14)《厚生労働省》
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びその想定される「適正な記載例」)を明らかにする。
【成果の活用】SDS 作成者への周知を進め、労働基準監督署等が履行確保する上で注視
すべき箇所を明らかにする。また、流通過程で SDS が交付されなくなった製品がある
ことが明らかになった場合、同種事例を確認し、その事例を示しつつ、関係する業界
に対して、注意喚起を図る。
【課題名】事業者による自律的管理制度のもとで化学物質に起因する爆発・火災等を防
止するための危険性情報の表示・通知のあり方に関する研究
【概要】化学工業等の危険物施設等において化学物質による爆発・火災等の労働災害は
減少傾向にあるが、ひとたび発生すると重大な災害につながる可能性がある。また、
「労働政策審議会安全衛生分科会」において、火災・爆発等の危険性の観点での化学
物質の通知事項等の強化の必要性が指摘されている。本研究では、海外等の規制の調
査等を通じ、化学物質による爆発・火災等の労働災害防止のために SDS 等により通知
すべき事項等の提言を目指す。
【成果の活用】調査結果により SDS 等の通知事項等の充実の要否を検討し、労働安全衛
生法令の改正やガイドライン、通達の発出を必要に応じて行う。
【課題名】労働災害のリスク要因となる加齢に伴う身体機能の低下に関する調査研究
【概要】高年齢労働者は、他の世代と比較して労働災害の発生率が高く、災害が起きた
際の休業期間が長い傾向がある。本研究では、高年齢労働者の労働災害のリスクの低
減を図るため、加齢により、就労に関係するどのような身体機能が低下するのか明ら
かにする。
【成果の活用】高年齢労働者の労働災害のリスクの低減のための施策立案に当たっての
根拠資料とする。
【課題名】高年齢労働者の運動による身体機能の維持向上策の実効確保のための調査研

【概要】高年齢労働者の労働災害防止のため、職場における運動が有効であることにつ
いて、企業の理解が進んでいるものの、実際に運動の導入をしている企業は少ない現
状にある。本研究では職場における運動が導入・推進される有効的な方策を明らかに
する。
【成果の活用】高年齢労働者の労働災害のリスクの低減のための施策立案に当たっての
根拠資料とする。


参考
1 研究事業と各戦略(新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画・フォローアップ、
成長戦略、骨太方針、統合イノベーション戦略、健康・医療戦略)との関係
働き方改革実行計画(一部抜粋)
4.罰則付き時間外労働の上限規制の導入など長時間労働の是正
(パワーハラスメント対策、メンタルヘルス対策)
労働者が健康に働くための職場環境の整備に必要なことは、労働時間管理 の厳格化だ
けではない。上司や同僚との良好な人間関係づくりを併せて推進 する。このため、職場
のパワーハラスメント防止を強化するため、政府は労 使関係者を交えた場で対策の検
討を行う。併せて、過労死等防止対策推進法 6 に基づく大綱においてメンタルヘルス
対策等の新たな目標を掲げることを 検討するなど、政府目標を見直す。

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